この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺れる秘密の関係
第1章 同じ歳の兄妹
はぁー……悩ましい。
朝からまた柊真の事、考えているなんて。
「莉子。いつまで食べてるの?学校遅刻するわよ。」
「あっ、はーい。」
私が立ち上がると、柊真も立ち上がった。
「一緒に行こう。」
「……うん。」
柊真と一緒に登校。
同じ高校じゃないけれど、一緒に行けるところまで行こう。
「行ってきまーす。」
「気を付けてね。」
お母さんに見送られ、私と柊真は家を出た。
「柊真は駅に行くんだよね。」
「ああ。莉子は、その手前で曲がるのか。」
「うん。」
柊真は私に歩幅を合わせてくれる。
優しい人だ。
「ねえ、柊真の高校って、どんな学校?」
「うーん。割と自由かな。勉強さえしっかりしていれば、他は何をしててもいいみたいな。」
朝からまた柊真の事、考えているなんて。
「莉子。いつまで食べてるの?学校遅刻するわよ。」
「あっ、はーい。」
私が立ち上がると、柊真も立ち上がった。
「一緒に行こう。」
「……うん。」
柊真と一緒に登校。
同じ高校じゃないけれど、一緒に行けるところまで行こう。
「行ってきまーす。」
「気を付けてね。」
お母さんに見送られ、私と柊真は家を出た。
「柊真は駅に行くんだよね。」
「ああ。莉子は、その手前で曲がるのか。」
「うん。」
柊真は私に歩幅を合わせてくれる。
優しい人だ。
「ねえ、柊真の高校って、どんな学校?」
「うーん。割と自由かな。勉強さえしっかりしていれば、他は何をしててもいいみたいな。」