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溺れる秘密の関係
第1章 同じ歳の兄妹
「へえー。」
柊真の高校は、この地区トップの進学校だ。
その中でも、柊真は成績上位らしい。
「将来何になりたいの?」
「外交官……とかかな。」
一瞬、海外を飛び回っている柊真の顔が見えた。
待てよ。私、そんな柊真に、高校卒業しても付いていけるかな。
大学に入って、柊真にはお似合いの人ができて、私はお役目ごめん?
「どうした?」
柊真が、私の頭を撫でた。
「いや、私柊真に付いていけるかなって思って。」
「大丈夫だよ。」
柊真は、私の髪に触ると、自分の唇に持っていってキスをした。
「俺は、莉子が側にいてくれれば、それでいい。」
「柊真……」
ああ、何で柊真と同じ学校じゃないんだろう。
柊真の高校は、この地区トップの進学校だ。
その中でも、柊真は成績上位らしい。
「将来何になりたいの?」
「外交官……とかかな。」
一瞬、海外を飛び回っている柊真の顔が見えた。
待てよ。私、そんな柊真に、高校卒業しても付いていけるかな。
大学に入って、柊真にはお似合いの人ができて、私はお役目ごめん?
「どうした?」
柊真が、私の頭を撫でた。
「いや、私柊真に付いていけるかなって思って。」
「大丈夫だよ。」
柊真は、私の髪に触ると、自分の唇に持っていってキスをした。
「俺は、莉子が側にいてくれれば、それでいい。」
「柊真……」
ああ、何で柊真と同じ学校じゃないんだろう。