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私じゃなくても
第4章 秘密のはじまり
車から降りた早瀬さんは
作業着のまま。
ちょっと疲れてるのか足取りが重そうで
手にはコンビニのお弁当らしきものを持っていた。
そっか
仮住まいだから
調理道具なんて
持って来てないのかも。
疲れてるなら
コンビニのお弁当じゃなくて
ちゃんとしたもの
食べた方がいいのに。
もしかして
毎日コンビニのお弁当食べてるのかな…。
あ、早瀬さん
くしゃみしてる。
風邪、引いたのかも。
だとしたら
お薬、持ってるかな……
なんだか
ちょっと心配。
私に何かできることないかしら。
あ、余ってしまった晩御飯を
おすそ分けしてあげるとか?
もし無いなら
お薬も…
あ、だ、ダメダメ。
早瀬さんと
距離を置くようにしてるのに
そんなことしちゃいけないよね。
と、思い直したその時
早瀬さんの部屋から
咳をする音が聞こえてきた。
大丈夫かな…
熱とかは無いのかな。
もし熱があるなら
冷やすものとか
持ってるのかな…
早瀬さんが
仮住まいだということで
何も持って無いんじゃないかと
心配で仕方ない。
あ、また咳してる。
早瀬さんに
メッセージして
何か必要なものがないか
聞いてみようかな…
いや、でも
親しくするのは良くないし
あ、また咳…
で、でも
千華を抱いてもらうわけじゃないし
普通にお隣さんだし
お隣さんが困ってたら
助けるの当たり前だし
これは別に
タカくんにだって
話せる行動。
だから…大丈夫だよ、うん。
それから私は
急いで早瀬さんにメッセージを送っていた。
作業着のまま。
ちょっと疲れてるのか足取りが重そうで
手にはコンビニのお弁当らしきものを持っていた。
そっか
仮住まいだから
調理道具なんて
持って来てないのかも。
疲れてるなら
コンビニのお弁当じゃなくて
ちゃんとしたもの
食べた方がいいのに。
もしかして
毎日コンビニのお弁当食べてるのかな…。
あ、早瀬さん
くしゃみしてる。
風邪、引いたのかも。
だとしたら
お薬、持ってるかな……
なんだか
ちょっと心配。
私に何かできることないかしら。
あ、余ってしまった晩御飯を
おすそ分けしてあげるとか?
もし無いなら
お薬も…
あ、だ、ダメダメ。
早瀬さんと
距離を置くようにしてるのに
そんなことしちゃいけないよね。
と、思い直したその時
早瀬さんの部屋から
咳をする音が聞こえてきた。
大丈夫かな…
熱とかは無いのかな。
もし熱があるなら
冷やすものとか
持ってるのかな…
早瀬さんが
仮住まいだということで
何も持って無いんじゃないかと
心配で仕方ない。
あ、また咳してる。
早瀬さんに
メッセージして
何か必要なものがないか
聞いてみようかな…
いや、でも
親しくするのは良くないし
あ、また咳…
で、でも
千華を抱いてもらうわけじゃないし
普通にお隣さんだし
お隣さんが困ってたら
助けるの当たり前だし
これは別に
タカくんにだって
話せる行動。
だから…大丈夫だよ、うん。
それから私は
急いで早瀬さんにメッセージを送っていた。