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私じゃなくても
第4章 秘密のはじまり
部屋に戻り
携帯をチェックしたけど
早瀬さんからのメッセージはない。
……まぁ、そんなものよね。
ただのお隣さんだし。
ちょっと
寂しいけど。
それから私は
早瀬さんが気になりながらも
いつものように
千華との時間を過ごしていると
タカくんから
友人の家に泊まると連絡が入った。
そっか…。
帰って来ないと分かると
がっかりする自分と
ホッとする自分がいる。
タカくんの睡眠を
邪魔しちゃダメだと
気を使わなくていいからだ。
帰ってこなくて
ホッとするなんて
……酷い妻かも知れないけど。
バタバタと食事を済ませ
千華が眠ってる間に
ささっとシャワーを浴びる。
相変わらず
落ち着かない時間。
それでもなんとか千華を寝かせると
私は
ポケットから携帯を取り出し
メッセージを確認した。
でも
相変わらず
早瀬さんからのメッセージはない。
倒れたり…してないよね?
もしかして
高熱が出て
寝込んでるのかも……
メッセージをくれる約束をしたわけでもないのに、そんな心配をしてしまう私は、どうかしてるかもしれない。
でも
早瀬さんが気になって仕方ない。
だ、だってしょうがないじゃない。
お隣さんなんだし。
私のこと
助けてくれた人なんだし…。
あ、そうだ。
ベランダへ出れば
早瀬さんか咳をしてるかどうか
わかるかも。
そう思った私は
そっとベランダへ出て
耳を澄ませた。
するとその時
ブブーッ…
私の携帯が震えながら
早瀬さんからメッセージが届いたことを伝えた。
え?あ、今?
驚いてメッセージを確認すると
そこには
『こんばんは。
気が合うな。
俺も今、ベランダにおるよ』
そう書かれていた。
携帯をチェックしたけど
早瀬さんからのメッセージはない。
……まぁ、そんなものよね。
ただのお隣さんだし。
ちょっと
寂しいけど。
それから私は
早瀬さんが気になりながらも
いつものように
千華との時間を過ごしていると
タカくんから
友人の家に泊まると連絡が入った。
そっか…。
帰って来ないと分かると
がっかりする自分と
ホッとする自分がいる。
タカくんの睡眠を
邪魔しちゃダメだと
気を使わなくていいからだ。
帰ってこなくて
ホッとするなんて
……酷い妻かも知れないけど。
バタバタと食事を済ませ
千華が眠ってる間に
ささっとシャワーを浴びる。
相変わらず
落ち着かない時間。
それでもなんとか千華を寝かせると
私は
ポケットから携帯を取り出し
メッセージを確認した。
でも
相変わらず
早瀬さんからのメッセージはない。
倒れたり…してないよね?
もしかして
高熱が出て
寝込んでるのかも……
メッセージをくれる約束をしたわけでもないのに、そんな心配をしてしまう私は、どうかしてるかもしれない。
でも
早瀬さんが気になって仕方ない。
だ、だってしょうがないじゃない。
お隣さんなんだし。
私のこと
助けてくれた人なんだし…。
あ、そうだ。
ベランダへ出れば
早瀬さんか咳をしてるかどうか
わかるかも。
そう思った私は
そっとベランダへ出て
耳を澄ませた。
するとその時
ブブーッ…
私の携帯が震えながら
早瀬さんからメッセージが届いたことを伝えた。
え?あ、今?
驚いてメッセージを確認すると
そこには
『こんばんは。
気が合うな。
俺も今、ベランダにおるよ』
そう書かれていた。