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ハーレムに咲く華達
第4章 フロリーナ
その瞬間、私は興奮してしまった。
「私なら大丈夫です!皇太子妃のお役目、全うして見せます。」
「フロリーナ……」
その時だった。
ハブリエルがドアを開けて、やってきた。
「父上、ここでしたか!」
「ああ、おまえのハーレムに勝手に入って、すまなかった。」
「それよりも、皇太子妃はこの国の中から選ぶというのは、本当ですか?」
私は飛び上がる程、驚いた。
「ああ、そうだ。会議で決まった事だ。」
私は、その場にペタンと座り込んでしまった。
最初から、私の出る幕はなかった。
他国出身の私には、到底なしえないものなのだ。
「そうでしたか。」
そのあっさりと認めるハブリエルに、ショックを受けた。
「私なら大丈夫です!皇太子妃のお役目、全うして見せます。」
「フロリーナ……」
その時だった。
ハブリエルがドアを開けて、やってきた。
「父上、ここでしたか!」
「ああ、おまえのハーレムに勝手に入って、すまなかった。」
「それよりも、皇太子妃はこの国の中から選ぶというのは、本当ですか?」
私は飛び上がる程、驚いた。
「ああ、そうだ。会議で決まった事だ。」
私は、その場にペタンと座り込んでしまった。
最初から、私の出る幕はなかった。
他国出身の私には、到底なしえないものなのだ。
「そうでしたか。」
そのあっさりと認めるハブリエルに、ショックを受けた。