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ハーレムに咲く華達
第4章 フロリーナ
原因は私。ハブリエルへの気持ちが、冷めてしまったのだ。
「フロリーナ。」
ハブリエルが迫って来ても、背中を向けて無視していた。
そんな日が、2週間と続いた。
「いつまで、機嫌を損ねているんだ。」
とうとうハブリエルは、私に不機嫌さを見せた。
「機嫌を損ねているんじゃないわ。あなたに絶望しているのよ。」
「何だと?」
「あなたに魅力を感じないの。抱かれたいと思わないのよ。」
その瞬間、ハブリエルが私を、後ろから抱きしめた。
「俺は、フロリーナを抱きたくて、仕方がない。」
胸がドキッとなった。
「愛しのフロリーナ。お願いだ、もう一度俺に振り向いて欲しい。」
一国の皇太子が、女にそんな事を言うなんて。
「フロリーナ。」
ハブリエルが迫って来ても、背中を向けて無視していた。
そんな日が、2週間と続いた。
「いつまで、機嫌を損ねているんだ。」
とうとうハブリエルは、私に不機嫌さを見せた。
「機嫌を損ねているんじゃないわ。あなたに絶望しているのよ。」
「何だと?」
「あなたに魅力を感じないの。抱かれたいと思わないのよ。」
その瞬間、ハブリエルが私を、後ろから抱きしめた。
「俺は、フロリーナを抱きたくて、仕方がない。」
胸がドキッとなった。
「愛しのフロリーナ。お願いだ、もう一度俺に振り向いて欲しい。」
一国の皇太子が、女にそんな事を言うなんて。