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ハーレムに咲く華達
第5章 エルシェ
私にその話が巡って来たのは、ちょうど18歳の時だった。

「えっ?私が皇太子妃に?」

「ああ、そうだ。エルシェ。皇帝陛下が直に、そう仰せだ。」

私の父は、このアルテナ帝国の皇帝を支える家臣団の長で、その娘の私に、次期皇太子妃の白羽が立ったというのだ。

「でも、今の皇太子殿下には、たくさんの女性達がいるって噂じゃないですか。」

確か、どこかの国のお姫様だったり、侍女だったり、確か認定はしていないけれど、子供までいるって言う話だ。

「見かけはな。だが、寵姫はまだいない。エルシェ、この好機を逃すなよ。」

「好機って……私が、皇太子殿下の心を掴めるなど、思っていません。」

「やってみなくては、分からないだろ。」

父上は、やっと訪れた好機に、浮足立っていた。
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