この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ハーレムに咲く華達
第5章 エルシェ
えっ?話が違わない?
私がハーレムに入るって言う事?
皇太子妃として、入るのではなくて?
私は父を、チラッと見た。
明後日の方向を見ている父。
どうやら、先走ったのね。
「そなたの方が、皇太子妃に相応しいという理由はあるか?」
「理由……」
そんなの、私にはない。
けれど、他の女と同等に見られたくない。
私はこの人に、特別に思われたい。
「私は、殿下をお慕いしております。それが何よりの理由だと思います。」
「ㇵッ!確か、そなたと俺は、会うのが初めてだと思うが?」
そうよ!私だって、あなたを見るのは初めてよ。
でも、一目惚れしちゃったんだから、仕方ないじゃない!
「お慕いするのに、お会いした回数等関係ありません。」
私がハーレムに入るって言う事?
皇太子妃として、入るのではなくて?
私は父を、チラッと見た。
明後日の方向を見ている父。
どうやら、先走ったのね。
「そなたの方が、皇太子妃に相応しいという理由はあるか?」
「理由……」
そんなの、私にはない。
けれど、他の女と同等に見られたくない。
私はこの人に、特別に思われたい。
「私は、殿下をお慕いしております。それが何よりの理由だと思います。」
「ㇵッ!確か、そなたと俺は、会うのが初めてだと思うが?」
そうよ!私だって、あなたを見るのは初めてよ。
でも、一目惚れしちゃったんだから、仕方ないじゃない!
「お慕いするのに、お会いした回数等関係ありません。」