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ハーレムに咲く華達
第1章 アマリア
「ハブリエルが欲したのだ。」

「ハブリエル様が?私を?」

はて、ハブリエル様と私は接点がなかったはず。

「ハブリエルは、第3皇子だ。皇太子の座には遠い。だが私は、自分の亡き後はハブリエルに任せたいと言った。ハブリエルは、思ってもみない地位に、困惑していた。」

わずか17歳の男の子が、成人した兄を押しのけて、皇太子の座に着くのは、余程の決意があったに違いない。

「その時に言われたのだ。皇太子の座に着く代わりに、アマリアを妻に欲しいと。」

「妻に……」

「おそらく、どこかでアマリアの事を、陰から見ていたのだろうな。もしかして、アマリアがハブリエルの初恋の相手なのかもしれない。」

それを聞いた私は、皇帝がいるのにも関わらず、背中を向けて走り出した。
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