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ハーレムに咲く華達
第1章 アマリア
「皇太子殿下。アマリアでございます。」
「ああ。」
うつむく私のベールを取り払ったハブリエル様は、じーっと私を見ていた。
「ハブリエルだ。宜しく頼む。」
「こちらこそ。」
それはそうと、皇太子殿下は夜伽の事をどこまで知っているのだろう。
皇帝は、女を教えてやってと言っていたけれど、一度も女を抱いた事はないのだろうか。
「あの、皇太子殿下。」
「ハブリエルでいい。」
「あっ……ハブリエル様。」
まだ17歳だと言うのに、この威厳。
ハブリエル様は、皇帝になる為に生まれてきたのかもしれない。
「その……女性の身体に触れた事は、ありますか?」
「ない。」
あまりにもあっさりと、告白された。
「ああ。」
うつむく私のベールを取り払ったハブリエル様は、じーっと私を見ていた。
「ハブリエルだ。宜しく頼む。」
「こちらこそ。」
それはそうと、皇太子殿下は夜伽の事をどこまで知っているのだろう。
皇帝は、女を教えてやってと言っていたけれど、一度も女を抱いた事はないのだろうか。
「あの、皇太子殿下。」
「ハブリエルでいい。」
「あっ……ハブリエル様。」
まだ17歳だと言うのに、この威厳。
ハブリエル様は、皇帝になる為に生まれてきたのかもしれない。
「その……女性の身体に触れた事は、ありますか?」
「ない。」
あまりにもあっさりと、告白された。