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ハーレムに咲く華達
第2章 フェナ

ハブリエルは、それを聞いてうーんと唸っている。
「そっか。身分は一緒。夫婦平等って訳か。」
そんな事、ばあやは言ってなかった。
まずかったかな。
ここはやはり下手に出た方がいい?
「あの、皇太子殿下?」
「ああ、ハブリエルでいい。」
意外と友好的?
「どうせ今夜から、俺達は同志だ。」
「同志……」
ハブリエルは、フッと笑った。
「このアルテナ帝国を盛り上げる同志。」
「……うん。」
その不思議な言葉に、私の心は弾んだ。
そうだ。私はこの国の皇后になって、この人と一緒にこの国を盛り上げていかなきゃ。
「ああ、時間だ。じゃあ、後で。」
「あっ……」
ハブリエルは、嵐のように去って行ってしまった。
「そっか。身分は一緒。夫婦平等って訳か。」
そんな事、ばあやは言ってなかった。
まずかったかな。
ここはやはり下手に出た方がいい?
「あの、皇太子殿下?」
「ああ、ハブリエルでいい。」
意外と友好的?
「どうせ今夜から、俺達は同志だ。」
「同志……」
ハブリエルは、フッと笑った。
「このアルテナ帝国を盛り上げる同志。」
「……うん。」
その不思議な言葉に、私の心は弾んだ。
そうだ。私はこの国の皇后になって、この人と一緒にこの国を盛り上げていかなきゃ。
「ああ、時間だ。じゃあ、後で。」
「あっ……」
ハブリエルは、嵐のように去って行ってしまった。

