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ハーレムに咲く華達
第2章 フェナ

「勲一等の証だ。皇帝と皇后、皇太子しか身に着けられない。しかも、国の正式な式事にしか着けない。」
「あら。じゃあ、私は正式に妻に迎えられたって事?」
「今はまだ、コーネイン帝国から来た国賓だ。」
「はいはい。私もその勲一等って物を、頂きたいものだわ。」
「心配しなくても、皇后になれば君も身に着ける。」
その真剣な目に見つめられて、私は胸の奥が見られた気がした。
「行くぞ。姫君。」
「うん。」
そして私達は、皆の祝福を受けながら、ウェディングロードを歩いた。
皇帝と皇后の前で立ち止まり、私達は誓いの言葉を言う。
「私、アルテナ帝国皇太子・ハブリエルは、コーネイン帝国第一皇女・フェナ姫を妻とし、一生添い遂げる事を誓います。」
「あら。じゃあ、私は正式に妻に迎えられたって事?」
「今はまだ、コーネイン帝国から来た国賓だ。」
「はいはい。私もその勲一等って物を、頂きたいものだわ。」
「心配しなくても、皇后になれば君も身に着ける。」
その真剣な目に見つめられて、私は胸の奥が見られた気がした。
「行くぞ。姫君。」
「うん。」
そして私達は、皆の祝福を受けながら、ウェディングロードを歩いた。
皇帝と皇后の前で立ち止まり、私達は誓いの言葉を言う。
「私、アルテナ帝国皇太子・ハブリエルは、コーネイン帝国第一皇女・フェナ姫を妻とし、一生添い遂げる事を誓います。」

