この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ハーレムに咲く華達
第2章 フェナ
アマリアは泣きながら、私にしがみついてきた。

「何でもします。ハーレムからいなくなれと言うなら、去ります。ですから、この子だけはお助け下さい。」

アマリアは、体を小刻みに震わせている。

それがまたいじらしく見えて、腹が立った。

「何でもするって、言ったわね。」

「はい!ですからご慈悲を。」

私は、ベッドサイドにあるチェストから、一つの紙袋を出した。

「これ、何だか分かる?」

「いいえ……」

「私達姫君わね。敵に襲われた時に、辱めを受けないように、予め毒を持っているのよ。」

「……毒?」

私はアマリアの前に、その紙袋を投げた。

「ハーレムを出て行って。」

「分かりました。出ていきます。」

安心した顔をしているけれど、ハーレムの出ていき方を知らないようね。
/122ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ