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ハーレムに咲く華達
第3章 ヘルダ
「出るぞ、出るぞ!」

「止めてぇぇ……」

その瞬間、私の中に熱い液体が、注がれた。

「あっ……」

呆然とした。

この男、本当に出した。

自分の欲望の為に!


「ふん、城の牢屋に放り込んでおけ。」

そう言って、皇太子は私を残して、テントに戻って行った。

「やれやれ、おまえさんもその美貌だったら、やり方なんていくらでもあっただろうに。」

男の一人が、私の身体を拭いてくれた。

「まあ、皇太子殿下に処女貰ってもらったんだから、幸せだろ。」

私は、その男を平手打ちした。

「幸せな訳ないだろ!」

私は急いで服を着ると、逃げようとした。

「おいおい、牢屋に行くんだろ。」

あっという間に、男達に捕まった。
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