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ハーレムに咲く華達
第3章 ヘルダ
男は、私を抱きしめた。

「もしかしたら、牢屋から出るチャンスかもしれないんだぞ。」

「牢屋から……」

「一生、牢屋暮らしなんて、嫌だろ。」

それもいいかなって、一瞬思えた。

「もし……もし、堕胎しろって言われたら、俺のところへ来い。」

「えっ?」

私は男を見た。

「おまえさんが好きだ。お腹の子供も俺の子供として、育てるから。俺の妻になってくれ。」

胸が熱くなった。

こんな薄汚れた女を、妻にしたいだなんて。

「なっ、希望を持て。お腹の子供の為にも。」

私は頷いた。

そしてしばらくして、私は牢屋を出され、医者に診てもらい、正式に妊娠していると発表された。

「あの時の子か。ふはははっ!」

表情のない私の前に、皇太子は笑っている。
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