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ハーレムに咲く華達
第3章 ヘルダ

「俺を殺そうとした女の子供か。これは面白い。」
私はちらっと、皇太子を見た。
「堕胎はしないです。」
「一人で産んで育てる気か?」
「一人じゃありません。妻に欲しいと、自分の子供として育てると言ってくれた人がいます。」
今は、あの男に頼るしかない。
だが皇太子はまたもや、冷たい決断を下した。
「俺の子供が、他の男に育てられるなど、居心地が悪いな。」
私は、顔を上げた。
「どうする気なの?」
「ヘルダ。おまえには、俺のハーレムに入って貰う。」
ショックで、言葉も出なかった。
やっとの思いで、つかみ取った幸せも、台無しにする気なの?
「安心しろ。俺のハーレムにいる以上、おまえと子供の身の安全は、保障される。」
「……何が目的なの?」
私はちらっと、皇太子を見た。
「堕胎はしないです。」
「一人で産んで育てる気か?」
「一人じゃありません。妻に欲しいと、自分の子供として育てると言ってくれた人がいます。」
今は、あの男に頼るしかない。
だが皇太子はまたもや、冷たい決断を下した。
「俺の子供が、他の男に育てられるなど、居心地が悪いな。」
私は、顔を上げた。
「どうする気なの?」
「ヘルダ。おまえには、俺のハーレムに入って貰う。」
ショックで、言葉も出なかった。
やっとの思いで、つかみ取った幸せも、台無しにする気なの?
「安心しろ。俺のハーレムにいる以上、おまえと子供の身の安全は、保障される。」
「……何が目的なの?」

