『ハーレムに咲く華達』第3章「ヘルダ」 76ページ - 無料で読める大人のケータイ官能小説

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ハーレムに咲く華達
第3章 ヘルダ
私は鋭い目で皇太子を見た。

「俺を殺そうとした女の子供が、野放しにされるのが、嫌なんだよ。」

自分の身の安全の方が大事だって言うの⁉

どこまでも、卑劣な男!

「もし皇子だったら、どうするのですか?」

「どうしようなぁ。」

「殺すんですか?自分の初めての御子を?」

お互い睨み合ったまま、動かない。

「お前次第だな。」

それっきり、皇太子は私の部屋を訪れる事はなかった。


月が満ちて、私は皇子を産んだ。

「おめでとうございます!第一皇子の誕生です。」

周囲は歓喜に湧いた。

ハーレムに子供が誕生した事で、お目出度い雰囲気は、一層盛り上がった。

だが、その事は一瞬にして、静まり返ってしまった。

「この子は、第一皇子にあらず!」

皇太子ハブリエルが、そう宣言したのだ。
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