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ハーレムに咲く華達
第4章 フロリーナ
それは突然やって来た。
大国アルテナ帝国が、この国を攻めてきたのだ。
「逃げるのよ!フロリーナ!」
母上と離れて、数人の召使いと一緒に、宮殿から逃げた。
「いい?どんな事があっても、生き延びるのよ!」
母から言い渡された言葉。
お姉様達も散り散りになって、どこへ行ってしまったのか、分からない。
第5皇女である私は、捕まっても殺されないだろう。
そんな浅はかな考えが、私の身を滅ぼした。
もう少しで、隣国コーネイン帝国に着きそうになった時に、アルテナ帝国の兵に捕まってしまったのだ。
召使いが、私を取り囲む。
とにかく私だけは助けないと、思ったらしい。
「ククク。やけに綺麗な女だな。」
大国アルテナ帝国が、この国を攻めてきたのだ。
「逃げるのよ!フロリーナ!」
母上と離れて、数人の召使いと一緒に、宮殿から逃げた。
「いい?どんな事があっても、生き延びるのよ!」
母から言い渡された言葉。
お姉様達も散り散りになって、どこへ行ってしまったのか、分からない。
第5皇女である私は、捕まっても殺されないだろう。
そんな浅はかな考えが、私の身を滅ぼした。
もう少しで、隣国コーネイン帝国に着きそうになった時に、アルテナ帝国の兵に捕まってしまったのだ。
召使いが、私を取り囲む。
とにかく私だけは助けないと、思ったらしい。
「ククク。やけに綺麗な女だな。」