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ハーレムに咲く華達
第4章 フロリーナ
「私は18歳。フロリーナは16歳です。」

「そうか。若いな。」

そして、ファースはソワソワしている。

「皇帝。この度の勝利の褒美に、ハンナ姫を頂戴したく存じます。」

「確かおまえには、妻がいたろ。」

「妻とは離婚します。」

すると皇帝は、難色を示した。

「ならんな。一度夫婦の契りを交わした者は、離れる事は許さん。」

「皇帝!では、お二人をどうする気ですか。」

皇帝は、私達を嘗め回すように見る。

「さすがは、一国の皇女達よ。その美しさは果てしない。」

ここまで来て、凌辱されるのか!

もう死にたい!

「ハンナ姫には、朕のハーレムに入って貰おう。」

「えっ……」

ハンナ姫は、ショックのあまり愕然としている。

「フロリーナ姫にも、ハーレムに入って貰おう。」
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