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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第11章 秘書①
「君だって就活大変だったんだろう?その時のことを考えて必死に働いてくれると思ったんだが…。こんなミスするなんて…。弛んでるんじゃないか?」
「本当に申し訳ありません。次からはこのようなことがないようにしますので…。」
「次はって言うけど、その次を与えるかどうかなんだがねぇ…。」
「なんでも頑張りますから!お願いします!」
「なんでもね~。」
必死に頭を下げる琴美を狩野は見ながらため息をつく。しかし、その内心はほくそ笑んでいた。
『くっくっく…。うまくいきそうだ…。完全に自分のせいだと思いこんでるな…。』
実はもともと政治家との会合は今日だったのだ。それを狩野は自分で直接連絡し、断っていた。政治家も特に狩野と会う必要性がなく、大して気にしていなかった。それを狩野は自らメールを改竄し、琴美のミスとして怒り狂う演技をしているだけなのだ。
狩野は改めて琴美の身体を観察する。化粧気はあまりないが、目鼻立ちのはっきりした美人で長い髪を後ろで束ねている。すらりと背が高く、167cmはあるそうだ。その細みの身体に似合わず、制服をしっかり押し上げる大きな胸。ぴったりとした制服のタイトスカートに包まれたぷりっとしたお尻。少し短めなスカートから長い脚がすらりと伸びている。
『あぁっ…。美味そうな身体だ…。早く犯したい…。』
孝宏は内心で舌舐めずりする。もともといた秘書とも関係を持っていたが、狩野との関係に嫌気が差し辞めてしまった。そんな時に琴美が応募してきたのだ。
狩野は40代だが、結婚はしていない。社長として金はあるので遊び相手には困らないが、狩野が欲したのは遊び相手ではなく、いつでも自分の好きなようにできる奴隷だった。
そのために目をつけた琴美を雇い、仕事に慣れてきたこのタイミングを見計らい罠に嵌めたのだった。
「梶谷君。ミスを挽回するために何でも頑張るんだね?しかし、政治家とのコネクションがダメになったら我が社が進めるプロジェクトはおじゃんだ。そうなれば何千万ものマイナスのダメージになる。その分を秘書の君がどうやって取り返すと?」
「そ、それは…。」
「君が思っているより、このミスはとても大きなものなんだよ?」
狩野はそう言って琴美を追い詰める。実際にはコネクションがなくても大して変わりはないが、動揺する琴美にはそこまで理解できず、真っ青になる。
「本当に申し訳ありません。次からはこのようなことがないようにしますので…。」
「次はって言うけど、その次を与えるかどうかなんだがねぇ…。」
「なんでも頑張りますから!お願いします!」
「なんでもね~。」
必死に頭を下げる琴美を狩野は見ながらため息をつく。しかし、その内心はほくそ笑んでいた。
『くっくっく…。うまくいきそうだ…。完全に自分のせいだと思いこんでるな…。』
実はもともと政治家との会合は今日だったのだ。それを狩野は自分で直接連絡し、断っていた。政治家も特に狩野と会う必要性がなく、大して気にしていなかった。それを狩野は自らメールを改竄し、琴美のミスとして怒り狂う演技をしているだけなのだ。
狩野は改めて琴美の身体を観察する。化粧気はあまりないが、目鼻立ちのはっきりした美人で長い髪を後ろで束ねている。すらりと背が高く、167cmはあるそうだ。その細みの身体に似合わず、制服をしっかり押し上げる大きな胸。ぴったりとした制服のタイトスカートに包まれたぷりっとしたお尻。少し短めなスカートから長い脚がすらりと伸びている。
『あぁっ…。美味そうな身体だ…。早く犯したい…。』
孝宏は内心で舌舐めずりする。もともといた秘書とも関係を持っていたが、狩野との関係に嫌気が差し辞めてしまった。そんな時に琴美が応募してきたのだ。
狩野は40代だが、結婚はしていない。社長として金はあるので遊び相手には困らないが、狩野が欲したのは遊び相手ではなく、いつでも自分の好きなようにできる奴隷だった。
そのために目をつけた琴美を雇い、仕事に慣れてきたこのタイミングを見計らい罠に嵌めたのだった。
「梶谷君。ミスを挽回するために何でも頑張るんだね?しかし、政治家とのコネクションがダメになったら我が社が進めるプロジェクトはおじゃんだ。そうなれば何千万ものマイナスのダメージになる。その分を秘書の君がどうやって取り返すと?」
「そ、それは…。」
「君が思っているより、このミスはとても大きなものなんだよ?」
狩野はそう言って琴美を追い詰める。実際にはコネクションがなくても大して変わりはないが、動揺する琴美にはそこまで理解できず、真っ青になる。