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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第42章 脅迫
光江は目の前が真っ暗になる。交渉の余地が一切ない。どうすればデータをもらえるか、これ以上何を出せばいいか分からない。父に頼んでも、せいぜい出せるのは一千万。全く足りない。一千万出すと言っても狩野は聞く耳を持たないだろう。

その時、狩野が口を開く。

「まあ、俺はあんたより、鬼じゃないんでね…。5億出せないなら、足りない分を埋め合わせる方法を教えてやるよ。」

偉そうに言う狩野に、光江は怒鳴りたくなる気持ちを抑え問う。金を払わなくても、データを譲ってもらえる方法があるなら、飛びつきたい気持ちなのだ。

「埋め合わせるって…どうやって…?何をすれば…?」

「何…。簡単なことさ…。年齢の割にはそのいい身体を…差し出してもらおうか…?」

狩野は言葉と共に光江の豊満な胸に手を伸ばし、鷲掴みにする。その遠慮のない動きに、光江は振り払うことが出来ず、固まってしまう。

「かなりでかいよな…?服の上からでもいい揉み心地だ…。この身体を使って、足りない分を補ってもらおうか…?」

「やっ…やめてっ…!触らないでっ…!」

ようやく驚きの呪縛から逃れた光江が狩野の手を振りほどく。狩野はニヤニヤしながら、光江に再度手を伸ばし、言う。

「いいのか…?その態度で…?次はないぞ?これからのあんたの態度次第で決まるぞ…?」

そう言われてしまうと、光江は動けない。伸びてくる手を振り払えば、交渉決裂で、データを公開されてしまう。交渉するには狩野の手をとりあえずは受け入れなければならない。

光江はぐっと唇を噛み締め、狩野を睨みながらも、その場を動かなかった。そして、再び狩野の手が光江の胸を鷲掴みにする。

「そうそう…。最初からそうしてりゃいいんだよ…。しかし…すんげぇ大きさだな…?F以上ありそうだ…。」

スーツのジャケットの上から強引に胸を揉み込んでくる。光江は狩野を睨み付けたまま、黙っている。

そんな光江に狩野は一歩近づく。

「きゃあっ…!?」

至近距離に近づいた狩野が今度はタイトスカートに包まれた光江のお尻を鷲掴みにする。

「おお…こっちもなかなか…。いい身体してんな…。本当に…身体だけはいいんだよな…。」

見下したように言う狩野に、怒りに真っ赤になる光江だが、それでも黙っていた。頭の中でこの窮地をどうすれば脱せられるか、必死に考える。

そんな光江の耳元で狩野が囁く。
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