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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第11章 秘書①
「なっ…!?社長…。そ、それは…。」

「んっ?嫌なら別にいいんだよ?君の頑張ると言った覚悟はその程度だと私は判断するだけだし。この不景気だ。求人を出せば君の代わりなんてすぐ見つかる。」

「……。」

狩野が厭らしく肩を撫でてくるが、琴美は何も言えず、狩野の手を振り払うこともできず、固まってしまう。

狩野の言う通り、秘書の自分が頑張っても利益に繋がることは少ない。狩野は自分が断われば本当に解雇し、また別の女性を雇うだけだろう。この不景気の中では狩野の愛人になってもいいから就職したいという女性はいるだろう。せっかく掴んだ働き口をみすみす奪われたくはなかった。しかし、このまま、こんな奴の愛人になるなんて…。

琴美が俯き、内心で葛藤していると、狩野が声をかけてくる。

「残念だが、君に長々と考える時間はないんだよ?どうする?私の言うことを聞いてくれるか、我が社から去るか、早く選んでくれたまえ。さあ?」

狩野が催促する。こういう時は相手に考える暇を与えず、押し切る。狩野は仮にも社長として場数を踏み、巧みに琴美を言葉で支配していく。

「わっ、わかりました…。頑張ります…。」

ついに琴美は決心する。それほどまでに職を失う恐怖心や就活の大変さが琴美には押しかかっていた。

「頑張るって何を頑張るんだい?」

狩野が意地悪く尋ねる。

「しゃ、社長を…喜ばせられるように…が、頑張りますから…。」

「そうか、そうか。それはありがたい。さっそく私を喜ばせてもらおうか?」

狩野はそう言って、自分のズボンのベルトを外しにかかる。

「えっ!?こっ、ここで…ですか…?」

「当たり前じゃないか?秘書として会社で働いてもらわなきゃ。もちろん君には専属秘書として時間外でも私の世話をしてもらうがね。」

狩野は暗に社内でも社外でも琴美との関係を迫る。しかし、琴美は何も反論できず、了承してしまう。

「わ、わかりました…。」

『くくっ…。ちょろいもんだ…。』

狩野は内心大喜びしながら、ベルトを外しズボンを下ろす。

「それじゃ、しっかり奉仕してもらおうか?」

狩野はパンパンに膨れたボクサーパンツを琴美の前に晒す。
琴美は渋々、膝をつき、それに手を伸ばし、触れる。

『うわぁっ…。大きい…。大きすぎない…これ?』

内心、驚愕する琴美。それほどまでに狩野のモノは大きかった。
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