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第42章 脅迫

それでも狩野の興奮は収まっていなかった。今まで理不尽に見下されてきた相手を、自分の自由に出来る喜びに酔っていた。

狩野は光江の膣内ですっかり大きさと硬さを取り戻した己のモノを再び突き上げ始める。

「んハァっ…♡あぁっ…ん♡んひぃ…♡はぅ…♡」

目覚めてはいないものの、光江から喘ぎ声が漏れ始める。ヌチュ♡ブチュ♡と卑猥な音が響く。狩野は徐々に動きを激しくしていく。

「んぁっ…♡はぁあっ…！？な…なにィ…！？わ…私ぃっ…ンふぅうゔぅ…♡な…なに…してるのぉ…！？」

「何って…そりゃ、すぐわかるでしょ？セックスですよ。セックス…。しかも、抜かずの2回戦ですよ…。いやぁ…。失神しても、課長の下の口が離してくれなくて…。それもキュンキュン締め付けてくるから…。また勃っちゃいましたよ…。」

「うっ…嘘っ…！？抜かないで…そのままっ…！？くひぃっ…♡やだっ！抜いてっ！な…なんでっ…！？に、２回も…射精したでしょっ！？なのにぃいっ…なんでこんなぁあぁっ…♡」

目覚めた光江は混乱する。

『わ…私…中出しされて…。あまりに凄くて…意識が…飛んでた…？ていうか…口にも…中にも…射精しておいて…なのに…まだするなんて…。』

意識が覚醒すると同時に強烈な快感が光江を支配する。

「ねっ…ねぇ…！待ってっ！お願いっ…！ぐぶぅうっ…♡ぎぢゅいぃいっ…♡身体がぁあっ…保たないぃいっ…♡１回ぃいっ…止まってぇえっ…♡はゔぅっ…♡」

「休憩してもいいが…その分帰るの遅くなってもいいのか…？もう24時近いが…早く帰らなくていいのか…？」

「う…嘘っ…！？もうそんな時間っ！？んハァっ…♡」

「明日の朝の仕事は？」

「ぐひぃっいぃっ…♡やあぁっ…♡あ…明日…？明日はぁ…。駄目ぇえっ…考えられなゃいぃいっ…♡とりあえずぅゔぅっ…止まってぇえっ…♡」

あまりの快感に思考が上手く回らない。光江の訴えに仕方なく狩野が動きを止める。

「はぁ…はぁ…♡ちょっと…待って…。あ…明日は…朝は…何も…。急ぎは…なかったわ…。はぅ…♡」

「家族は…？この時間で問題は…？」

「んひぃ…♡あ…残業の日は…遅くなったり…それぞれ自分達で…食事したりするから…。特には…。」

思いつくまま素直に答える光江。嘘をつく気力も思考力も奪われてしまっている。自分の答えがどのような結果を生むか、考えが至らない。