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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第13章 マッサージ
じんわりと疼き始める身体にどうしようもなく戸惑うばかりの香里奈だが、何も言えずに受け入れるしかない。

「足の方はどうされますか?あと肩も。全身が疲れているのかちょっと堅いので、足と肩もほぐすことで腰の負担も減りますよ?」

狩野の平静な声に我に帰る香里奈。平静な狩野に変な気分になっている自分を恥ずかしく思う。

『そ、そうよね…。単純なマッサージだもんね、これ…。』

「お、お願いします…。」

思わず、了承した香里奈だが、うつ伏せの状態であったため、にやりと笑う狩野に気づくことはできなかった。

「それでは足からやっていきますね。失礼します。」

狩野が断りを入れ、脚に触れてくる。オイルで滑らかになった手触りで足首から太ももまで丹念にマッサージしてくる。時折、お尻を押し上げるような形で手が触れる。何度も何度も往復し、しっかりと揉み込む。

「んっ…。んぁっ…。はぁっ…。んふぅ…。」

香里奈の反応が徐々に悩ましげなものへと変わっていく。狩野の手つきはあくまでも通常のマッサージから逸脱はしない。しかし、媚薬効果のあるアロマとオイルで知らないうちに身体の芯に火をつけられた香里奈にとってそれは愛撫同然であった。

「す、すみません…。声出ちゃうっん…。あはぁっっ…。」

「お気になさらずに。マッサージが効いてる証拠ですから。お嫌なら止めますが。いかがなさいますか?」

「……続けてください…。」

冷静に応対されるとなんだか断りづらく、続きを了承してしまう。やがて狩野の手が脚の付け根、お尻から内側の香里奈の大事な部分近くを揉み始める。

「太ももの筋肉がちょっと固くなってますね。腰を庇うのに、肩や足に余計な力が入ってるんでしょうね。」

「あんっ…。そ、そうなんですね…。んふぅっ…。」

この頃には香里奈の身体の疼きは止まらなくなり、香里奈の秘部はしっかりと蜜を溜め、溢れ出さんばかりになっていた。全身しっとりと汗ばみ、うつ伏せで隠した顔は真っ赤に染まっていた。

『いやぁっ…。なんか変…。身体が疼いて…。触ってほしい…。そんなのだめなのにぃ…。今すぐオナニーしちゃいたいぃ…。あぁ…。堪らない…。ほしくなっちゃうっ…。」

媚薬の効果でまともな思考ができなくなっている香里奈はひたすら快感を欲する身体を制御できなくなってきていた。全ては狩野に仕組まれているとも知らず…。
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