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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第14章 浴衣
男が後ろから挿入しようとしたその時、ブブブッと下からバイブの音が鳴り始める。男が下を見ると花蓮が落とした巾着があり、それが震えている。

「そういや、友達と一緒だったな…。心配して連絡してきたか?」

男は花蓮をナイフで静かにさせてから、巾着を拾い上げて中から携帯を取り出す。ラインの通知が表示されている。

【花蓮〜?トイレ混んでる?早く帰って来て〜。ナンパうざい😮‍💨】

そんなメッセージが届いている。男はロックがかかっていないことを確認すると、勝手に返信し始める。

「やめて…。何を!?ひぃっっ…!?」

慌てて花蓮が携帯を取り返そうとするが、ナイフを突きつけられて動けなくなる。




良美は言い寄ってくるナンパを無視し、携帯を見つめる。トイレに行った花蓮がなかなか戻ってこない。心配してメッセージを送ってみると、ピコンっと返信のラインが送られてきた。

【ちょっとすごいもの見つけちゃった♡こっちに来てくれる?花火よりこっちのほうがすごいかも!トイレに来たら電話して?】

「何それぇ…?どういうこと…?花火よりすごいものって何よ~?もうっ…。せっかく場所取りしたのに…。」

ぶちぶち文句を呟く良美だったが、このまま花蓮が戻って来たらさらにナンパが激しくなるかもしれない。なら花蓮の方に行ったほうが良いかと思い直し、食べ物をそのままに花蓮が向かったトイレの方に歩き出す。

トイレに着いた良美だが、トイレの前には誰もいない。

「花蓮〜?いる〜?」

トイレの中に声をかけるが、反応がない。

「たくっ…。どこにいるのよ?」

良美は携帯を取り出し、花蓮の番号をコールする。するとトイレの裏手の林の中から、花蓮が使っている着信音が聞こえ始める。

「えっ…?こっち…?なんでこんな林の中に…?」

良美は恐る恐る着信音が聞こえてくる方に近づいていく。少し林の中に入り、草木を掻き分けていく。

「もうっ…!何なのよ!こんなところ…に?」

視界が開けぽっかりと開いた場所に出る。そこには一本の木に寄りかかる花蓮の姿があった。その姿は見るも無惨な状態だった。牡丹の花があしらわれた白の浴衣は盛大にはだけ、花蓮の大きな胸と下半身を露わにしている。花蓮は涙を流し、呆然と立ち尽くしている。良美は気づかないが、花蓮の秘部からは白濁したものが垂れ落ちていた。

「ど、どうしたの!?花蓮!?」
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