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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第15章 デリヘル
「へっ!?な、なんて…?」
本名を呼ばれたことに思わず反応する遙。
「やっぱり全然、気がついてないんですね…?僕のこと…。わかりませんか?」
男がメガネを外し、ジッと遙を見てくる。その顔をまじまじと見て、遙はようやく気がつく。
「あ、あなた…。狩野…。な、なんで…!?」
男は遙が高校時代に虐めていた男子学生であった。卒業以来会っていなかった。卒業後に逃げるように行方をくらまし、誰もどこに行ったか知らなかったのだが…。
「な、なんであんたが…。こんなところに…。」
「なんでって、僕は普通にこっちの大学に進学してるだけですよ。まあ、あんまり学校には行ってないですけどね。」
「な、何?学校行ってないって、あんた東京まで来て虐められてたりすんの?ダッサ〜。」
「くっくっく…。理由は君と似たようなもんだよ…。君は惨めなプライドを維持するために、ブランド品を買い漁り、そのお金を稼ぐためにこうやってデリヘルやってるらしいね?僕も勉強より仕事が忙しくてね…。まあ、君と違って自分の会社を作って儲けて忙しいから、行きたくても行けないだけだけどね。」
「なっ!?あ、あんたが会社をっ!?だからこんなマンションに…。」
「君と違って、ちゃんと勉強して努力したからね~。君はどうせ自分がチヤホヤされたくて、せっせと化粧やら服に気を使って、でも君レベルなんて東京にはいくらでもいるから、なかなか注目されない。だから注目されるためにブランド品に手を出す。ブランド品を買うためにデリヘルに手を出したってとこだよね~?」
「なっ、あ、あんたに関係ないでしょっ!か、帰るわ!」
「おいおい。客の相手しないで帰っていいの?お店に電話するよ?」
「あっ…。あ、あんたの相手するくらいなら辞めるわよ…!」
「まあ、僕はどっちでもいいんだけどね~。お店だけじゃなく、地元のみんなにも教えてあげようかな。あの村山遙が東京でデリヘルやってるよって。不用心だよね~。こうやって写真上げてるなんて。」
狩野は遙にお店のホームページに載せてある遙の写真の携帯のスクショ画面を見せる。
「くっ…!な、何なの?何が目的…?」
「何がって、デリヘル呼んでの目的なんて決まってるじゃん。地元のみんなには秘密にしてあげるから、しっかりサービスしてくれるかな?」
「ぐっ…!わかったわよ…。すればいいんでしょ!」
本名を呼ばれたことに思わず反応する遙。
「やっぱり全然、気がついてないんですね…?僕のこと…。わかりませんか?」
男がメガネを外し、ジッと遙を見てくる。その顔をまじまじと見て、遙はようやく気がつく。
「あ、あなた…。狩野…。な、なんで…!?」
男は遙が高校時代に虐めていた男子学生であった。卒業以来会っていなかった。卒業後に逃げるように行方をくらまし、誰もどこに行ったか知らなかったのだが…。
「な、なんであんたが…。こんなところに…。」
「なんでって、僕は普通にこっちの大学に進学してるだけですよ。まあ、あんまり学校には行ってないですけどね。」
「な、何?学校行ってないって、あんた東京まで来て虐められてたりすんの?ダッサ〜。」
「くっくっく…。理由は君と似たようなもんだよ…。君は惨めなプライドを維持するために、ブランド品を買い漁り、そのお金を稼ぐためにこうやってデリヘルやってるらしいね?僕も勉強より仕事が忙しくてね…。まあ、君と違って自分の会社を作って儲けて忙しいから、行きたくても行けないだけだけどね。」
「なっ!?あ、あんたが会社をっ!?だからこんなマンションに…。」
「君と違って、ちゃんと勉強して努力したからね~。君はどうせ自分がチヤホヤされたくて、せっせと化粧やら服に気を使って、でも君レベルなんて東京にはいくらでもいるから、なかなか注目されない。だから注目されるためにブランド品に手を出す。ブランド品を買うためにデリヘルに手を出したってとこだよね~?」
「なっ、あ、あんたに関係ないでしょっ!か、帰るわ!」
「おいおい。客の相手しないで帰っていいの?お店に電話するよ?」
「あっ…。あ、あんたの相手するくらいなら辞めるわよ…!」
「まあ、僕はどっちでもいいんだけどね~。お店だけじゃなく、地元のみんなにも教えてあげようかな。あの村山遙が東京でデリヘルやってるよって。不用心だよね~。こうやって写真上げてるなんて。」
狩野は遙にお店のホームページに載せてある遙の写真の携帯のスクショ画面を見せる。
「くっ…!な、何なの?何が目的…?」
「何がって、デリヘル呼んでの目的なんて決まってるじゃん。地元のみんなには秘密にしてあげるから、しっかりサービスしてくれるかな?」
「ぐっ…!わかったわよ…。すればいいんでしょ!」