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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第15章 デリヘル
遙は逆転している立場に悔しさを滲ませる。しかし、ここで狩野を満足させて口止めしないと、ブランド物に囲まれた東京での生活を見せびらかし、地元の人間にマウントを取ってきた自分の虚像が崩れてしまう。それだけは避けたい遙は今だけはプライドをかなぐり捨て狩野に奉仕する。

『というか、こいつを骨抜きにしてしまえば…。そうよ!こいつを気持ち良くして、良い気分にさせて金を出させればいいのよ!どうせ素人童貞だろうし、ちょっと優しくして抜いてあげたら喜ぶに違いないわ…。よし!そうと決まれば…。』

遙は勝手に想像を膨らませ、俄然やる気を出して奉仕し始める。そんなことを考える背後の遙の思考を完全に狩野は見抜いていた。

『くっくっく…。どうせ俺が素人童貞とか勘違いして、俺を気持ち良くして言うこと聞かせれば…。なんて考えているんだろうな…。まあ、勝手に勘違いして、頑張ってサービスしてくれるならありがたいが…。』

狩野は内心で遙の考えを鼻で笑っていた。狩野は高校卒業後、都内の大学に進学した狩野は思いきって今までの暗い性格から脱却し交友関係を広げるとともに、高校3年間コツコツ貯めてきたそこそこの貯金を元にデイトレーダーとして才能を発揮し、たった1年で成功をおさめた。さらに稼いだその金で投資や投機を行い、手を広げる。今や押しも押されもせぬ若き実業家へと変貌していたのだ。その過程で幾人もの女性と関係を持ち、今もいわゆるセフレと言っていい女性が数人もいる状態なのだ。
しかし、そこまで成功を収めた狩野がどうしても許せなかったのが、高校時代に自分を虐めた遙たちだった。遙以外の数人は地元に残り、交友関係も昔のままなため、手が出しにくかった。しかし、主犯格の遙は都内に進学しているのは知っていた。狩野は仕事も安定し、無理せずとも遊んで暮らせる状況になったことを契機に遙への復讐を考える。手始めに遙のことを探偵を雇って調べる。高校時代に友達と呼べる人間がいなかった狩野に遙が現在都内のどこで何をしているか調べる術はそれしかなかった。
探偵が簡単に遙を見つけ、日々の様子やデリヘルをしていることを報告で受けた時から今日のことを妄想し続けてきた。
ようやく自分の復讐が成る。その期待から狩野のモノははち切れんばかりに硬くそそり勃つ。

『早くこの生意気な女に無理やりぶち込みたい…。』

狩野はそれだけを考えていた…。
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