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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第16章 水泳部
城田優(しろた ゆう)高校3年生。水泳部に所属する優は部活が終わった時に、水泳部の顧問である狩野先生から声をかけられる。

「城田〜。お前ちょっと指導室まで来い。」

狩野先生はそのままさっさと指導室へ向かっていく。

「優なんかしたの〜?優が呼び出し食らうなんて珍しいね~。」

「狩野先生の説教きっついよ~。頑張って〜。」

周りの皆が口々に優に同情する。狩野先生の呼び出しは毎日のようにあり、褒められることはほとんどなく、かなり厳しい説教を受ける。理詰めにコンコンと痛いところを突いてくるので、学生たちも嫌だがきちんと聞くしかない。

真面目な優は大会でも優勝することなどはないが、きちんといい成績は残している。最近のタイムも波が激しいが悪くはない。

呼び出された理由がわからず、不安に思いながら、タオルで水気を拭ってから、指導室へ行く。
部室からプールを挟んで向こう側の校舎の影に隠れるようにして、指導室がある。これは狩野先生が学校にお願いして作らせた専用のプレハブ小屋だ。全国大会出場などを果たしているのにプール近くに部活顧問の作業場がないと訴えて出来たものらしい。
優は指導室のドアをノックする。

「3年城田優です。入ってもよろしいでしょうか?」

「入れ。」

狩野先生の短い返事が返ってくる。優はドアを開けて指導室に入る。

狩野は指導室で城田優の来訪を待ちわびていた。真面目な学生なのですぐ来るはずだが、狩野は今からのことを考えると一秒も無駄にはしたくなかった。
ドアがノックされ、優の来訪を告げる。狩野が短く返事をすると、緊張した面持ちで優が入室してくる。水着姿のままの城田優はプロポーションが抜群であった。ショートカットの髪型にすっきりした美人系の顔。かなり日焼けしていてもきれいな肌。手足は長く、競泳水着に包まれた肢体は腰がきれいにくびれ、小さなお尻はキュッと上がり、胸は水着に抑えつけられてはいるが、しっかり膨らんでいる。

「先生…。用件は何でしょうか…?」

狩野の不躾な視線から逃れるように、さり気なくタオルを巻き、優が聞いてくる。狩野は自身に『焦るな』と言い聞かせ、平静を装い、優に座るように指示する。

優は言われた通りに狩野の前の椅子に座る。優は狩野が苦手であった。厳しく水泳指導には不満はないが、先ほどのように時折、女子生徒を見る視線が怪しいからだ。
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