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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第18章 催眠〜母娘〜
斉藤真希(さいとう まき)36歳。斎藤陽菜(さいとう はるな)18歳。二人の母娘は買い物のついでに占いの店を見つけた。
「あらっ?こんなとこにお店が…。新しくできたのかしら?何のお店かな?」
「ママ!占いっぽいよ!30分3000円だって!」
陽菜が真希の袖を引っ張り、看板を指指す。真希が18歳の時に産んだ娘であるが、真希は薄化粧にも関わらず、きれいな顔立ちをしており、スタイルも抜群に良く、明るい茶髪の陽菜は18歳にしては大人っぽく、こちらも母親譲りのスタイルの良さで、二人は一見姉妹のように見える。
今日の真希はグレーのマキシワンピを着ており、よりスタイルの良さが際立つ。陽菜は肩見せの白のシャツに黒の短めのスカートで健康的な素足をさらけ出している。
真希は陽菜が3歳の時に離婚しており、シングルマザーで女手一つで育て、二人は本当の姉妹のように仲が良い。
そんな二人は占いが好きでよく二人でお店に行ったりしていて、恋愛でもよくお互いに話をするほどの仲だ。なので、陽菜が真希を誘う。
「ねぇっ、せっかくだから入ってみない?安いしさぁ。」
「そうねぇ…。まだ映画の時間まで1時間以上あるし…。買い物は映画の後でもいいしね。」
陽菜の誘いに真希も同意する。久しぶりに母娘でののんびりした休日なのだ。真希も普段はホステスとしても働いているので、なかなか陽菜との時間は取れない。せっかくならば二人で休日を楽しく過ごすためにと、その店に足を向ける。何気ないその選択が二人を地獄に落とすことになるとは知らず…。
二人は寄り添い仲良くお店の扉を開く。
カランカランと扉につけられたベルが鳴る。薄暗い雰囲気の小さな店の中に占い用のテーブルと椅子があり、向かい側に占い師とおぼしき男性が座っていた。ふんわりと甘い匂いが漂い、そこかしこに御札や掛け軸が貼ってある。
「いらっしゃいませ。ようこそ、占いの館ヘブンズドアに。」
男性は意外とハキハキした声で二人を迎える。細身でそこそこイケメンだが、何故かカンフー服姿で怪しげな雰囲気を醸し出してるため、幾分残念な印象だ。
「私は当店の占い師の狩野と言います。中国で水晶や風水、八卦などを会得しております。30分からのコースがありますが、いかがいたしましょう?」
「二人を占ってもらってもいいですか?30分で。」
正に今、天国の扉を開ける…。
「あらっ?こんなとこにお店が…。新しくできたのかしら?何のお店かな?」
「ママ!占いっぽいよ!30分3000円だって!」
陽菜が真希の袖を引っ張り、看板を指指す。真希が18歳の時に産んだ娘であるが、真希は薄化粧にも関わらず、きれいな顔立ちをしており、スタイルも抜群に良く、明るい茶髪の陽菜は18歳にしては大人っぽく、こちらも母親譲りのスタイルの良さで、二人は一見姉妹のように見える。
今日の真希はグレーのマキシワンピを着ており、よりスタイルの良さが際立つ。陽菜は肩見せの白のシャツに黒の短めのスカートで健康的な素足をさらけ出している。
真希は陽菜が3歳の時に離婚しており、シングルマザーで女手一つで育て、二人は本当の姉妹のように仲が良い。
そんな二人は占いが好きでよく二人でお店に行ったりしていて、恋愛でもよくお互いに話をするほどの仲だ。なので、陽菜が真希を誘う。
「ねぇっ、せっかくだから入ってみない?安いしさぁ。」
「そうねぇ…。まだ映画の時間まで1時間以上あるし…。買い物は映画の後でもいいしね。」
陽菜の誘いに真希も同意する。久しぶりに母娘でののんびりした休日なのだ。真希も普段はホステスとしても働いているので、なかなか陽菜との時間は取れない。せっかくならば二人で休日を楽しく過ごすためにと、その店に足を向ける。何気ないその選択が二人を地獄に落とすことになるとは知らず…。
二人は寄り添い仲良くお店の扉を開く。
カランカランと扉につけられたベルが鳴る。薄暗い雰囲気の小さな店の中に占い用のテーブルと椅子があり、向かい側に占い師とおぼしき男性が座っていた。ふんわりと甘い匂いが漂い、そこかしこに御札や掛け軸が貼ってある。
「いらっしゃいませ。ようこそ、占いの館ヘブンズドアに。」
男性は意外とハキハキした声で二人を迎える。細身でそこそこイケメンだが、何故かカンフー服姿で怪しげな雰囲気を醸し出してるため、幾分残念な印象だ。
「私は当店の占い師の狩野と言います。中国で水晶や風水、八卦などを会得しております。30分からのコースがありますが、いかがいたしましょう?」
「二人を占ってもらってもいいですか?30分で。」
正に今、天国の扉を開ける…。