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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第20章 婬乱塾
真由美が教室の前でわかりやすい解説をし、3人の学生が一生懸命ノートを取る。ギャルの花蓮も授業中は真面目に勉強する。そんな中、最初に異変を感じたのは掃除用ロッカーの近くの席に座り、真由美の授業の仕方を見学していた紗月であった。

『な、なんか…。身体が熱い…。なんか変な気分…。』

紗月は机の下でそっとスカートの中に手を入れる。

『や、やだぁ…。濡れてる…?なんか身体が疼く…?』

自分の身体の変化に驚きながらも、それを打ち消そうと真由美の授業に集中しようとする。しかし…。

『真由美先生、きれいだな…。スタイルいいし…。脱がせたら凄そう…。触りたいな…。』

集中しようとするが、思考があらぬ方向に流れる。実は紗月は百合で、真由美に興味を持っていた。真由美だけでなく、ここにいる学生3人も紗月の守備範囲に入る。男性経験がないわけではないが、女性との行為の方が気持ち良いと考えていた。
最近までパートナーがいたのだが、別れてしまい、欲求不満気味で、それが変な気分を後押ししてしまう。

紗月はさり気なく自分の下半身に触れ、手を離せなくなる。紗月はだめだと思う理性と格闘し始めた頃、もう一人も変な気分になり始めていた。

野崎優華だ。真っ黒に日焼けした肌が露出し、姿勢良く座っているが、机の下でもじもじと太ももを擦り合わせ始めていた。

『んっ…。なんだろ…?身体が痒い…。身体の中が…。か、痒いよぉ…。さ、触りたい…。』

さすがに塾の授業中に自分の下半身を触ることはできないので、太ももを擦り合わせるしかできない。

こうして後ろの方に座る二人の身体に変化が起き始め、それは前方の二人にも訪れる。

先に反応が出たのは濱田花蓮だった。花蓮は身体に違和感を感じ、さり気なく自分の胸に触れた。

「ふぇっ!?ぁっ…くしょんっ!?」

素っ頓狂な声を出してしまった花蓮は慌ててくしゃみをした振りをして誤魔化す。ジロリと講師の真由美や隣の弥生から睨まれる。

「すみません…。」

素直に謝る花蓮に授業が再開するが、花蓮は内心でドキドキしたままだった。花蓮が驚きの声を出した理由。それは知らない内に自分の乳首が硬く勃っていて触れた瞬間に甘い刺激が身体を走ったから。そのせいで変な声を出してしまったのだ。

『なんで乳首勃ってるのぉっ…?あぁん…。身体が疼いちゃうぅっ…。昨日したばかりなのにぃっ…。』
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