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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第20章 婬乱塾
狩野は再びウトウトしながら、真由美が来るのを待っていた。真由美のマンションから狩野のところまでさほど遠くはない。お互い駅近に住んでおり、二駅なので、すぐ来るかと思ったが、真由美が到着したのは40分以上経過してからだった。

真由美を部屋に招き入れる。真由美の服は白のタンクトップに薄い黒のだぼっとしたシャツを羽織り、下は黒の裾が広がったパンツスタイルだった。少しラフ目の格好に狩野は新鮮な印象を受ける。いつもカチッとしたスーツ姿しか職場では見てなかったからだ。

「孝宏さん…。大丈夫ですか?」

真由美が心配そうに尋ねてくる。真由美は狩野を下の名前で呼ぶ。昨日の晩、真由美から「狩野先生」ではなく、下の名前で呼んでいいかと聞かれ、許可したのだ。学生の3人には「先生」呼びのほうが背徳感が増すのでいたが、年齢が近い真由美には仕事場とは違う呼び方のほうがいいだろうと考えたのだ。

「ああ、大丈夫だ。ちょっと疲れてな…。昼から何も食べてないから、食事したらマシになるだろう。」

「あっ、簡単なものですが、作ってきたもの持って来ました。孝宏さんは座っててください。すぐ温めますから。」

「すまない…、ありがとう。」

「いえ、キッチンお借りしますね。」

真由美は嬉しそうに甲斐甲斐しく狩野の世話をする。まるで新婚夫婦のように。狩野は真由美が用意してくれた食事を取り、少し体調が戻ってくる。
それから二人で軽くアルコールを取りながらソファでのんびりする。二人で並んでテレビを見る姿は夫婦のようだが、真由美は未だ人妻の身である。そんな真由美に酌をされたり、世話されていることが狩野に優越感をもたらし、さらには欲望がムクムクと湧き出てくる。

狩野は隣に座る真由美を抱き寄せる。真由美は抵抗せず、自らも身を寄せてくる。唇を重ね合い、狩野はゆっくりと真由美の身体を弄る。

「あぁん…。孝宏…さん?か、体…休めたほうが…いいんじゃないですか…?」

真由美は狩野の行為を受け入れながらも嗜めるように言う。

「心配するな。昨日みたいにはしないから。さすがに昨日はやり過ぎた。」

「き、昨日は凄すぎでした…。しかも、起きたらもういないんですもん。寂しかった…。」

真由美が拗ねたように言いながら甘えてくる。

「いやいや、真由美があまりに気持ち良さそうに寝てるからな。起こすのは悪いと思ってね。」
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