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第21章 押し入り

『何…？何なの…？何で私が…？この人…誰…？出所って…この人…犯罪者…？こ、怖いよ…。た、助けて…裕太君…。こ、こんな…やだよ…。裕太君…。』

心の中で疑問が渦巻きながら、必死で裕太に助けを求める舞香。先ほどまでの裕太との甘い幸せな時間が霧散し、ひたすら恐怖に怯える舞香。

これから何をされるかわからない恐怖に震える舞香だが、狩野の手がロングスカートを捲り始めると、恐怖が絶望に変わる。

「やっ！やめっ…！？ひぃっ…！？ご、ごめんなさいっ！」

嫌悪感から思わず声を上げた舞香の髪の毛を狩野の手が荒々しく掴み、再びナイフが目の前に来る。それにより舞香は謝り、静かにしてしまう。

「静かにしとけよ？次、下手に声上げたら切るぞ？いいな…？」

「は、はい…。わ、わかりました…。わかりましたから…。」

舞香が大人しくなると狩野は髪の毛から手を離し、再びロングスカートを捲り上げる。舞香の服は白っぽいブラウスに淡い紫のロングスカート。
そのロングスカートを捲ると、白を基調とし、アクセントに薄紫の配色がされた下着が現れる。
狩野はその下着をずらし、自分のモノを秘部に充てがう。

「うひぃっっ…！？や、やだ…。そ、それは…。お願い…。それだけは…。お、お金…！お金はバッグに…。それに部屋にもいくらか…。そ、それで…許して…？」

完全に狩野の狙いが自分の身体だと悟る舞香。それでも一縷の望みを託し、小さな声でお金の在り処を言う。強姦されるより、いくらか金品を奪われたほうがマシである。
しかし、狩野の反応は冷たかった。

「金か…。金は後でいただくかもしれないが…、今はお前の身体が先だ…。俺も刺したくはないからな…？静かにな？」

狩野は舞香を犯すことを宣言する。

「そ、そんな…。ひ、ひどい…。ヒィッ…！？な、何…！？」

自身の秘部に充てがわれたモノの大きさと硬さに小さな悲鳴を上げる舞香。裕太のモノより感触が一回り違う。しかも硬い。自分が知っているモノと明らかに違う感触に戸惑う舞香。
狩野のモノが舞香の秘部の入口をノックする。まだ数えられるほどしか男性のモノを受け入れたことがなく、濡れてもいない舞香の秘部は入口を固く閉ざす。

「いやぁ…。お願い…。挿れないでぇ…。ぐすっ…。やだよぉ…。ひぃっ…。ぐすっ…。」

涙を流し、嫌々と首を振る舞香。脚が恐怖にガクガクと震えている。