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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第21章 押し入り
舞香がエプロンを付けて料理をし、それを裕太が手伝う。新婚夫婦のような感覚で幸せだった記憶が、全裸で無理やり犯され、快感に耐える記憶へと上書きされていく。
そんな屈辱に舞香は振り向いて狩野を睨むが、逆にそのまま唇を奪われ、強引にキスされる。

「や、やめて…。も、もう…。んくっ…。んチュッ…。んれぇ…。ちゅぷっ…。はあぁっ…。あぁん…。」

狩野の有無を言わさぬ強引なキスにも感じてしまい、身体が蕩けてしまいそうになる。裕太を出迎える時や別れ際に抱き合ってキスした玄関で中出しされ、料理を作りながら抱き締め合ったキッチンで全裸で犯され、全てが快楽に押し流されていく感覚を舞香は味わう。

『あぁ…。裕太君との思い出が…。汚されて…。あぁん…。でも…、な、何も考えられなくなる…。気持ち良すぎて…。だめなのに…。でも…。はぁん…。もう私…無理かも…。』

舞香の中で何かが崩れ落ちていき、残るのは快楽だけになり始めでいた…。

「のどが渇いたな…。水っと…。」

狩野は舞香を犯しながらキッチンの隣にある冷蔵庫を勝手に開ける。そこから買い置きしてあったペットボトルの水を取り出し、開けて飲む。

「お前ものど渇いただろう?ほらっ。」

狩野は口に水を含むと強引に口移しで水を飲ませる。

「んっ…?んくっ…。んくっ…。ぷはぁ…。はぁっ…。」

口に入り切らなかった水が溢れ、舞香の身体を妖しく流れ落ちる。狩野はそうやって、一息つくと後ろを振り向く。

「後ろは風呂か…。風呂は後のお楽しみにしておくか…。」

暗に風呂場で犯すことを示唆しながら、狩野はもう一つの扉に目を向ける。舞香の部屋だ。

「さて、ようやくだが、お邪魔させてもらうぞ?」

狩野はそう言いながら、手を伸ばし扉を開ける。そこは舞香の雰囲気にぴったりの白を基調とした慎ましく清楚な感じが漂う部屋だった。右側にテレビや衣装棚が並び、中央に丸テーブルが置かれ、左側にベッドが置いてある。きちんと片付いた部屋は裕太が寄るかもしれないと、今朝、舞香が掃除していた。

「可愛らしい部屋だな…。さて、いつまでも立ってやるのもきついしな…。」

狩野の視線がベッドに向く。落ち着いた色の布団に枕元には可愛らしいぬいぐるみがいくつか置いてある。裕太からプレゼントされたり、一緒にゲームセンターで取ったものだ。

「も、もうお願い…。これ以上は…。」
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