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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第22章 近親相姦 姉と妹
「キスだけだよ…。本当は1時間でも離れたくないんだから…。」

「もう…。私もだけど…。んチュッ…。ちゅぷっ…。んっ…。あんっ…。も、もうだめっ…。これ以上はっ…。だめよ?」

「わかったよ…。じゃあ、気をつけて行ってらっしゃい。」

「うん…。できるだけ早く帰るから…。」

二人は互いに名残り惜しさを感じながらも身体を離す。孝宏は自室に戻り、涼子は出かける。
二階の窓から出かける涼子の後ろ姿を見送り、そのまま勉強机に向かい、勉強を始める孝宏だったが、全く勉強が頭に入らず、進まない。脳裏には涼子の美しい肢体が浮かび、孝宏の股間を熱くする。
しかし、自慰行為をする気持ちも生まれない。涼子との実際のSEXの味を知ってしまった孝宏は自慰では満足できない気持ちになっていた。
孝宏は早々に勉強を諦める。別に国立大学を受けるわけではなく、涼子が在籍する私立大学に推薦が決まっている孝宏は形ばかりの受験生なので、必死に勉強する必要はなかった。

ベッドに寝転がるも、悶々として、一向に気持ちが晴れない孝宏は、仕方なく1階のリビングに向かう。

1階のリビングでは江里子がTシャツと短パン姿で踊っていた。その江里子の姿が涼子を最初に襲った姿と重なり、ドキリとする。

「…何してるんだ…?」

孝宏は内心の焦りを隠すように一心不乱に踊る江里子に問いかける。

「ん〜?洗濯物干し終わったし、暇だから、学園祭の練習〜。これ、踊るんだ〜。孝兄もちゃんと見に来てね〜。」

テレビに流れる見本を見ながら踊る江里子は孝宏を見ずに言う。

「ああ…。そうだな…。もちろん行くさ…。」

孝宏は江里子の誘いに返事をしながら、リビングにあった雑誌を手に取り、ソファに座る。雑誌に目を通すが、視線はどうしても江里子に向かう。
江里子は後ろから孝宏の熱い視線に気づかないまま、踊り続ける。
涼子と江里子の二人を知る人は江里子に対して、姉の涼子を全部小さめにした印象を誰しもが受ける。江里子はそれがコンプレックスで少しでも涼子との違いを出すためにツインテールにしている。
しかし、全部が小さめと言ってもそれは江里子の魅力を削いでる訳では無い。長い手脚でしなやかな印象を与える肢体。胸も涼子よりは小さいが高1にしてはしっかり膨らみ、短パンに包まれたお尻もキュッと引き締まった印象を与え、若い蕾の咲きかけを連想させる雰囲気だ。
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