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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第22章 近親相姦 姉と妹

「痛っ!?あいたたっ…。痛てぇ…。うぉっ…!?」
互いの頭がぶつかり、孝宏が痛みに怯んだところに江里子が孝宏の体を押し返す。
「もうっ…!孝兄っ!ひどいよっ…!こんな無理やりっ!」
痛みの衝撃に我にかえる孝宏。先ほどまでの興奮が嘘のように消えていく。
「あっ…。ご、ごめん…。俺…。な、なんてことを…。本当にごめん…。」
「酷いよ…。孝兄…。私のファーストキスをこんな風に奪うなんて…。」
「あっ…。そ、そうだったのか…。それは…。」
江里子の告白に何も言えなくなる孝宏。江里子はけっこう遊んでいる印象だったので、キスはもちろん、初体験も済ませてると孝宏は思い込んでいた。今更ながら強い罪悪感に孝宏は顔を真っ青にする。
「そうだよ…。酷いよ…。初めては…孝兄にあげるつもりだったけど…。こんなんじゃなくて…もっとロマンチックにしてほしかったのに…。」
「えっ!?」
一瞬、江里子が言った意味がわからず聞き返す孝宏。そんな孝宏に焦れったそうに江里子は再度言う。
「だから…。わ、私の初めては…孝兄にあげたかったの…。ファーストキスも…。初体験だって…!全部孝兄にあげるつもりだった…。」
「そ、それは…。で、でも俺らは兄妹で…。」
おととい、涼子に言ったことと真逆のことを言ってしまう孝宏。そんな孝宏に江里子は恥ずかしそうに胸を手で隠し、顔を赤らめながら伝える。
「わ、私も知ってるんだ…。孝兄とは血が繋がってないこと…。お父さんたちが話してるところを聞いちゃって…。」
「そうだったのか…。知ってたのか…。」
江里子の告白に呆然となる孝宏。しかし、この後の告白がより孝宏を狂わせていくことになる…。
「それを知ってショックだった…。大切な家族と思ってたのに、他人だなんて…。で、でもね…。嬉しくもあったの…。孝兄のこと…ずっと好きだったから…。家族じゃないなら…、け、結婚して…家族になれるかな…って。」
「江里子…。お前…。ずっと俺のこと…。」
孝宏が涼子に対して抱えていた思いと、全く同じものを江里子は孝宏に対して抱えていたのだ。
「だ、だからね…。ずっと…孝兄のためにファーストキスも初体験もとっておいたの…。ほ、本当は…私…モテるんだよ…?告白だってたくさんされた…。でも…、孝兄のために全部断って…。なのに…こんなに無理やりするなんて…。酷いよ…。」
互いの頭がぶつかり、孝宏が痛みに怯んだところに江里子が孝宏の体を押し返す。
「もうっ…!孝兄っ!ひどいよっ…!こんな無理やりっ!」
痛みの衝撃に我にかえる孝宏。先ほどまでの興奮が嘘のように消えていく。
「あっ…。ご、ごめん…。俺…。な、なんてことを…。本当にごめん…。」
「酷いよ…。孝兄…。私のファーストキスをこんな風に奪うなんて…。」
「あっ…。そ、そうだったのか…。それは…。」
江里子の告白に何も言えなくなる孝宏。江里子はけっこう遊んでいる印象だったので、キスはもちろん、初体験も済ませてると孝宏は思い込んでいた。今更ながら強い罪悪感に孝宏は顔を真っ青にする。
「そうだよ…。酷いよ…。初めては…孝兄にあげるつもりだったけど…。こんなんじゃなくて…もっとロマンチックにしてほしかったのに…。」
「えっ!?」
一瞬、江里子が言った意味がわからず聞き返す孝宏。そんな孝宏に焦れったそうに江里子は再度言う。
「だから…。わ、私の初めては…孝兄にあげたかったの…。ファーストキスも…。初体験だって…!全部孝兄にあげるつもりだった…。」
「そ、それは…。で、でも俺らは兄妹で…。」
おととい、涼子に言ったことと真逆のことを言ってしまう孝宏。そんな孝宏に江里子は恥ずかしそうに胸を手で隠し、顔を赤らめながら伝える。
「わ、私も知ってるんだ…。孝兄とは血が繋がってないこと…。お父さんたちが話してるところを聞いちゃって…。」
「そうだったのか…。知ってたのか…。」
江里子の告白に呆然となる孝宏。しかし、この後の告白がより孝宏を狂わせていくことになる…。
「それを知ってショックだった…。大切な家族と思ってたのに、他人だなんて…。で、でもね…。嬉しくもあったの…。孝兄のこと…ずっと好きだったから…。家族じゃないなら…、け、結婚して…家族になれるかな…って。」
「江里子…。お前…。ずっと俺のこと…。」
孝宏が涼子に対して抱えていた思いと、全く同じものを江里子は孝宏に対して抱えていたのだ。
「だ、だからね…。ずっと…孝兄のためにファーストキスも初体験もとっておいたの…。ほ、本当は…私…モテるんだよ…?告白だってたくさんされた…。でも…、孝兄のために全部断って…。なのに…こんなに無理やりするなんて…。酷いよ…。」

