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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第22章 近親相姦 姉と妹
「ご、ごめん…。すまなかった…。江里子の気持ちも考えず…。」

孝宏は江里子の告白に衝撃を受けると共に嬉しくも思う。近所でも評判の美人姉妹。そのどちらからも好意を寄せられて嬉しくないはずがない。更に涼子に対する思いと重なり、強烈な親近感、共感を覚え、江里子を愛おしく思う。

「ご、ごめんな…。乱暴にして…。」

孝宏は謝りながら江里子を優しく抱き締める。この時ばかりは孝宏の頭に涼子のことはなく、江里子の気持ちに応えたい…。それしかなかった。

「あぁ…。ず、ずっと…こうやって抱き締められたかった…。孝兄…。好き…。好きなの…。孝兄…。キスして…?さっきみたいなやつじゃなくて…。優しくして…?」

江里子は恥ずかしそうに言いながら、目を閉じ、唇を突き出してくる。改めて見ると、ぷるんとした唇が魅力的で、孝宏は吸い寄せられるように優しく唇を重ねる。

「んっ…。んんっ…。はぁ…。や、やっと…。できた…。孝兄と…。んっ…。んっ…。ちゅぷっ…。ちゅっ…。」

孝宏は啄むように、軽く唇を重ね、吸ってやる。江里子は頬を真っ赤に染め、嬉しそうに受け入れる。やがて、孝宏の舌が江里子の口内に侵入し、舌を絡め始める。

「んチュッ…。ちゅぷっ…。んれぇ…。れぇろぉ…。ちゅぷっ…。チュる…。はあぁ…。あぁん…。キスだけで…蕩けちゃいそう…。」

初めてのディープなキスに江里子は完全に身体の力が抜け、孝宏に寄りかかるように身体を預けてくる。孝宏はそれを優しく受け止め、抱き締めてやる。そっと頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を細めながら江里子は言う。

「ねぇ…。孝兄…。好き…。大好き…。だ、だから…。私の全部を…あげる…。私の初めてを…もらって…?」

「い、いいのか…?俺らは周りからは兄妹のままだぞ…?それでも…?」

「それでも…いいの…。孝兄なら…。孝兄となら…怖くないから…。孝兄に全部もらえたら…私は満足…。周りの目なんて気にしない…。」

「わ、わかった…。江里子の気持ち…とても嬉しいよ…。」

二人は甘く見つめ合い、再度唇を重ねる。そして、孝宏が江里子の肩に置いた手を徐々にずらし、身体に触れようとすると、江里子が慌てたように言う。

「ま、待って…。あ、あのね…。孝兄…。」

「どうした…?やっぱり…。怖いか…?」

「ううん…。そ、そうじゃなくて…。さ、さすがにここじゃ…。」
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