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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第23章 復讐
「俺、1人がレイプするより、複数人に犯された方が絶望するだろうし。その後も脅しやすくなる。それにその様子を録画すれば、俺とあなた達も悪事を共有することになるからな…。大金払った上に、これをネタに脅されても困る。」
「狩野さんのように金払いのいい人を脅すのはしませんよ…。また依頼してもらえる可能性もあるので…。しかし、狩野さんが心配なら、それをしてもいいですよ。私達も若い人間が多い。この二人を抱けるとなれば喜びますから、追加報酬無しでも構いませんよ…。」
「じゃあ、よろしく頼むよ。芹沢さん…。」
狩野はその後、探偵の芹沢と細かい打ち合わせをして、事務所を出る。まずは石原りなからレイプすることに決まった。決行は1週間後。狩野はその時のことを妄想し、暗い笑みを浮かべる。
それから数日後、石原理奈の携帯にメールが届く。最初は迷惑メールの類と思い、破棄するが、全く同じものが、会社のメール、携帯のメール、さらには文書として手紙としてもアパートに届いた。
これはわざと探偵の芹沢が「お前の携帯、会社の連絡先や住所を知っているぞ」と分からせるためにしたのだ。
石原理奈は恐怖する。何故か自分が会社の情報を漏洩している証拠や、上司と不倫している様子がわかる写真が添付されているのだ。
メールや手紙には日時、場所が指定され、そこに来るように指示が書いてある。来なかったら、全てを会社にバラすとも。さらにはもし、このことを誰かに話しても同じ結果になると。お前は常に見張られてると書かれている。
自室にいた理奈は思わず、カーテンを開け、外の様子を確認する。
「ひっ…!?う、嘘…。本当に見張ってるの…?」
外の道路には黒塗りの車が止まり、中の人間がこちらを見ているようだったのだ。
「ど、どうして…。どうしてバレたの…?誰にも言ってないのに…。」
理奈は恐怖に震える。誰かに相談したくとも、見張られていると思うと、何もできず、ただ震えるしかなかった。絶望したまま、数日を過ごし、指定された日が訪れる。
仕事が手につかないまま、就業時間を終えると、理奈はそのまま、指定された場所へ向かう。途中、何度も振り返り、周りを見るが、尾行されている雰囲気も、見知った顔がいるわけではなかった。
理奈が着いたのは古い雑居ビル。その三階にある怪しげな店だった。店名を見ても何の店かよくわからない。
「狩野さんのように金払いのいい人を脅すのはしませんよ…。また依頼してもらえる可能性もあるので…。しかし、狩野さんが心配なら、それをしてもいいですよ。私達も若い人間が多い。この二人を抱けるとなれば喜びますから、追加報酬無しでも構いませんよ…。」
「じゃあ、よろしく頼むよ。芹沢さん…。」
狩野はその後、探偵の芹沢と細かい打ち合わせをして、事務所を出る。まずは石原りなからレイプすることに決まった。決行は1週間後。狩野はその時のことを妄想し、暗い笑みを浮かべる。
それから数日後、石原理奈の携帯にメールが届く。最初は迷惑メールの類と思い、破棄するが、全く同じものが、会社のメール、携帯のメール、さらには文書として手紙としてもアパートに届いた。
これはわざと探偵の芹沢が「お前の携帯、会社の連絡先や住所を知っているぞ」と分からせるためにしたのだ。
石原理奈は恐怖する。何故か自分が会社の情報を漏洩している証拠や、上司と不倫している様子がわかる写真が添付されているのだ。
メールや手紙には日時、場所が指定され、そこに来るように指示が書いてある。来なかったら、全てを会社にバラすとも。さらにはもし、このことを誰かに話しても同じ結果になると。お前は常に見張られてると書かれている。
自室にいた理奈は思わず、カーテンを開け、外の様子を確認する。
「ひっ…!?う、嘘…。本当に見張ってるの…?」
外の道路には黒塗りの車が止まり、中の人間がこちらを見ているようだったのだ。
「ど、どうして…。どうしてバレたの…?誰にも言ってないのに…。」
理奈は恐怖に震える。誰かに相談したくとも、見張られていると思うと、何もできず、ただ震えるしかなかった。絶望したまま、数日を過ごし、指定された日が訪れる。
仕事が手につかないまま、就業時間を終えると、理奈はそのまま、指定された場所へ向かう。途中、何度も振り返り、周りを見るが、尾行されている雰囲気も、見知った顔がいるわけではなかった。
理奈が着いたのは古い雑居ビル。その三階にある怪しげな店だった。店名を見ても何の店かよくわからない。