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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第23章 復讐
狩野はえいみの胸を揉みながら首筋を舐める。

「ひゃんっ…!?あはぁっっ…!やだぁ…!助けてぇ…!」

えいみが嫌々とショートボブの髪を揺らす。両手を上げた状態で吊り革に拘束されたえいみに抵抗手段はなく、狩野のされるがままになる。
狩野はまさに数年前に戻った感覚でえいみを激しく痴漢していく。

「くっくっく…。たまらないなぁ…。あの時、偉そうに俺に説教してた小娘が、今はこうやって痴漢されて喘いでるんだからなぁ…。」

「もうやだぁっ…!許してよぉ…!はぁんっ…!そんなに強く揉んだら痛いからぁ…!あふぅんっ…!あはぁっっ…!」

「そう言いながら感じてんじゃないのかぁ…?どれ、確かめてやるか…。」

狩野はそう言ってえいみの正面に回り込む。狩野とえいみの視線がかち合う。キッと睨むえいみの視線に逆に狩野は興奮を覚える。狩野は強引にえいみの唇を奪う。

「ンムっ…!?んチュッ…。ちゅぷっ…。ンプっ…!くっ…!やめっ…!んブッ…!?チュる…。ちゅぱぁ…。」

狩野はえいみの顔を掴み、激しく唇を合わせ、舐め回す。えいみは逃げることもできない。

「さあ、次はこっちだっ…!どんな感じかな?」

狩野は唇を離すとえいみのピンクのニットセーターを捲り上げる。ぷるんと黒と白のこちらもシースルーで乳首だけが隠れた厭らしいブラが揺れる。

「上下揃いの厭らしい下着だなぁ…。今日、痴漢騒ぎ起こして金をもらったら男とでも会うつもりだったか…?」

「ち、違うわよっ!こ、これは…。違うから…。」

えいみが慌てて否定する。実際は狩野の言う通り、男性と夜に会う予定だった。最近知り合ったそこそこ大きい会社社長の息子。おとなしい性格で扱いやすいので、将来の玉の輿候補として、今日のデートでホテルに誘うつもりだったのだ。

狩野はえいみの反応から何かを感じとる。えいみが嘘をついていると直感的に感じた。狩野はえいみから離れると、すぐそばに落ちているえいみのバッグを拾い上げる。
中を漁り、携帯を取り出すとカメラに見せる。するとすぐに部屋のドアが開き、1人の男が入ってくる。

「この携帯調べてくれるか?どうやら今日、こいつは誰かと会う約束をしているかもしれん。」

「いやっ!や、やめてよっ!私の携帯よっ!勝手に触らないでっ!?返してっ!」

「ロックはかかってるか?」

狩野はえいみの言葉を無視し、男に問う。
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