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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第23章 復讐
「そうですね。フェイスIDではなくてパスワード設定ですが、どうしますか?今から吐かせますか?」

「せっかく気分が乗ってきたとこだったんだがな。仕方ないか…。」

狩野が思案する間にえいみの携帯をつぶさに観察していた男が声を上げる。

「ああ、これはすぐ解除できますわ…。ちょっと待ってください。こうか…?いや、こっちか…?ああ、解除できました。」

「なっ!?う、嘘っ!?どうやって!?」

えいみが悲鳴を上げる。パスワードなんて何通りもあって解除不可能なはずなのに。

「残念だったな。しっかり画面に指紋が付いてたから簡単だったよ。」

男が解除された画面をえいみに見せる。

「そんな…。やめて!見ないで!お願い!」

「そしたら誰と連絡取ってたか調べて対応してくれるか?」

「はい。大丈夫です。まかせてください。なんだったらここに呼び出しますか?」

男が提案してくるが、狩野は首を振る。

「いや、これ以上、今日は参加者を増やすのはやめておこう。後で誰と連絡取ってたか報告してくれ。必要なら後日呼び出すさ…。」

「わかりました。では失礼します。」

男は携帯を持ったまま、部屋を出ていく。

「ねえっ!?ちょっと!返してよっ!それは私のよっ!」

えいみがわめき散らすがバタリとドアが閉まる。呆然とするえいみ。その顔を見た狩野は内心でにやりと笑う。このアクシデントで中断され、興が削がれたと思ったが、えいみの表情に満足する。
えいみの最後の頼みの綱を切ることに成功した。絶望に打ちひしがれるえいみの姿を見れたので結果的に狩野は満足した。

「さて、改めてお前の身体を味わいますか…。」

狩野は再びえいみに正面から近づく。ピンクのニットは先ほどずり下がって、えいみの胸を隠してしまった。狩野はV字の胸元から見える谷間に指で触る。

「なかなか大きいな…。D…、いや…Fくらいはあるか…?」

「やんっ…。お、教えないわよっ!んんっ…。そんなことっ…!んァ…。」

「別に教えなくてもかまわんさ…。ひん剥いて確かめればいいだけだからな…。」

狩野はえいみのニットを再び捲り上げる。全体を巻くようにして首元まで捲り上げる。完全にブラに包まれたまん丸な胸が狩野の視線に晒される。

「おぉ…。なかなかの迫力と厭らしさだな…。この透けてるところがまた…。」

つつ…っと狩野の指がブラを伝う。
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