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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第24章 百合散花
美紀の手は瑠衣の柔らかな肢体を弄るように這う。明らかに妖しく厭らしい動きだが、瑠衣は恥ずかしさに耐えているだけで、美紀の行為自体を嫌がっているわけではなかった。

「あら!もうこんな時間…。続きは帰ってからね…?」

「は、はい…。よろしくお願いします…。」

美紀が部室棟が閉まる時間に気づき、パッと瑠衣から離れる。二人は慌てて片付けて、帰り支度を済ませる。そして、颯爽と帰り始める美紀をテトテトと可愛らしく追いかける瑠衣。


『き、今日はどんな風にしようかな…。美紀先輩…可愛いから…。いじわるしちゃうかな…。』

瑠衣は美紀を追いかけながら、童顔に似合わぬ妖しい笑みを浮かべる。大学や部室では厳しく気高い美紀だが、帰れば瑠衣に甘えてくる可愛い先輩で、瑠衣の方が優位に立つ。

そんな二人の関係は瑠衣が入学してから始まった。もともと数少ないサークルだった邦楽部だが、美紀達が2年に上がるのに合わせ、先輩達が一斉にやめてしまった。特に理由があった訳では無い。もともと先輩達はあまりやる気がなく、やめる機会を伺っていた感じだ。
残された美紀達5人は2年生になり、必死に新入生を勧誘し、なんとか4人の新入生を入部させた。その中に瑠衣がいたのだ。
他の3人は経験者だったが瑠衣は完全な初心者。そもそも邦楽に興味があった訳では無い。おとなしい性格でオドオドしている瑠衣は友達もおらず、サークルに憧れはあるものの、入部するつもりなどなかった。
しかし、2年生ながらテキパキ動く美紀に見惚れ、話を聞くうちにいつの間にか入部することになっていた。
美紀にしてもおとなしい感じの可愛いとは思ったものの、とにかく部員を増やすために勧誘しただけだった。

それが変わったのは早い時期だった。入部した初日に偶然、一緒に帰ることになった美紀と瑠衣だが、二人は同じマンションに住んでいることが発覚する。
それから美紀は何かと瑠衣の面倒を見ていたが、入部してから2週間後に行われた歓迎会で瑠衣が酔っ払ってしまう。当然、同じマンションの美紀が送り届けることになる。

美紀は酔っ払い上手く歩けないほどの瑠衣を介抱するため下の階の瑠衣の部屋ではなく、自分の部屋に連れて来た。ベッドに寝かせ、歓迎会ということで着ていたスーツのジャケットを脱がせる。

その下のシャツは大きめの胸に押し上げられ、こんもり盛り上がる。
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