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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第24章 百合散花
「うん…。冷静になればわかったけど…、その時はショックで…。そのまま狩野先輩に言われるがまま、部屋に来て…。その後…何か薬のようなものをかがされて…。気がついたら、ここだった…。」
「私も同じように呼び出されて…。眠らされたわ…。あいつ…。何するつもり…。」
その時、ガチャリとドアが開き、狩野が姿を現す。
「おや?二人とも起きてたのか…。意外に薬の効果が短かったな…。」
「狩野君っ!あなた…どういうつもりっ!こ、こんなことして!?犯罪よ、これっ!?」
「あ〜、その反応ということはもう二人で話しちゃった?俺の嘘もバレてるっぽいな…。」
狩野はニヤニヤ笑いながら言う。普段の真面目な印象は消え失せ、不敵で賢しらな雰囲気を纏う狩野。その変貌に二人はゾクリと恐怖する。
「犯罪ってわかってやってるしね〜。まあ、訴えることができればだし…。」
狩野はそう言いながら二人がいるベッドに腰かける。
「せっかくなんで状況を伝えておくよ。高橋と桐谷がここに来て、もう3時間は経つかな。高橋が気分が悪くなったから桐谷が連れて帰ったってみんなには言っておいたよ。無事、ギター部の歓迎会も終了して、俺は2次会の途中で帰ってきたんだ。」
狩野はわざわざ二人の状況を伝えてやる。二人に助けが来ないことを理解させるために。
「い、いったい…何が目的なのよっ!こんなことしてっ!」
「何って…男が女を部屋に連れ込んでやることなんて一つしかないだろう?」
そう言う狩野の視線は粘っこく美紀と瑠衣の身体を見つめる。さらに狩野は携帯を操作し、録画モードにしてテーブルに置く。
「俺は嫌がる女性を無理やり犯すのが好きでさ…。桐谷…。お前のことをずっと狙ってたんだ…。高橋も釣れたのは偶然だっただけだが…。」
「あなた…。さ、最低っ!もっとまともな人だと思ってたのにっ!」
「真面目にしてるほうが何かと都合が良いからな…。それだけさ…。」
「最低…。」
狩野はいつもの真面目な雰囲気の仮面が完全に剥がれ、狂気すら滲み出る厭らしさに二人は震える。
「さて、そろそろおしゃべりはおしまいにしようか…。ちなみにここは角部屋の窓もない防音室になってるから、大声出しても無駄だよ…?」
狩野が二人の絶望を煽るように言う。さらには携帯を取り出し、録画モードにしてベッドの二人を写すようにテーブルに置く。
「私も同じように呼び出されて…。眠らされたわ…。あいつ…。何するつもり…。」
その時、ガチャリとドアが開き、狩野が姿を現す。
「おや?二人とも起きてたのか…。意外に薬の効果が短かったな…。」
「狩野君っ!あなた…どういうつもりっ!こ、こんなことして!?犯罪よ、これっ!?」
「あ〜、その反応ということはもう二人で話しちゃった?俺の嘘もバレてるっぽいな…。」
狩野はニヤニヤ笑いながら言う。普段の真面目な印象は消え失せ、不敵で賢しらな雰囲気を纏う狩野。その変貌に二人はゾクリと恐怖する。
「犯罪ってわかってやってるしね〜。まあ、訴えることができればだし…。」
狩野はそう言いながら二人がいるベッドに腰かける。
「せっかくなんで状況を伝えておくよ。高橋と桐谷がここに来て、もう3時間は経つかな。高橋が気分が悪くなったから桐谷が連れて帰ったってみんなには言っておいたよ。無事、ギター部の歓迎会も終了して、俺は2次会の途中で帰ってきたんだ。」
狩野はわざわざ二人の状況を伝えてやる。二人に助けが来ないことを理解させるために。
「い、いったい…何が目的なのよっ!こんなことしてっ!」
「何って…男が女を部屋に連れ込んでやることなんて一つしかないだろう?」
そう言う狩野の視線は粘っこく美紀と瑠衣の身体を見つめる。さらに狩野は携帯を操作し、録画モードにしてテーブルに置く。
「俺は嫌がる女性を無理やり犯すのが好きでさ…。桐谷…。お前のことをずっと狙ってたんだ…。高橋も釣れたのは偶然だっただけだが…。」
「あなた…。さ、最低っ!もっとまともな人だと思ってたのにっ!」
「真面目にしてるほうが何かと都合が良いからな…。それだけさ…。」
「最低…。」
狩野はいつもの真面目な雰囲気の仮面が完全に剥がれ、狂気すら滲み出る厭らしさに二人は震える。
「さて、そろそろおしゃべりはおしまいにしようか…。ちなみにここは角部屋の窓もない防音室になってるから、大声出しても無駄だよ…?」
狩野が二人の絶望を煽るように言う。さらには携帯を取り出し、録画モードにしてベッドの二人を写すようにテーブルに置く。