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第24章 百合散花

「こうすれば高橋も触りやすいだろう？さあ、続けろ…。」

狩野はそう言うと美紀から手を離し、ベッドに腰かける。とりあえず、狩野がそれ以上、手を出して来ないことに安心する二人。そして、瑠衣の切り替えの方が早い。瑠衣はすぐさま、美紀の下着に手を入れ、秘部を弄り始める。

「あぁん…。瑠衣…。そこはぁ…！いきなり２本もぉ…！？んひぃっっ…！あはぁっんん！」

美紀が激しく喘ぐ。瑠衣はここぞとばかりに美紀の胸に吸い付き、上と下の両方を刺激する。狩野は間近でその様子に見入る。
美紀の胸はブラがずらされ丸見えの状態である。ぷるんとした程よい膨らみと上向きの乳首。乳輪と乳首は色が濃いピンク。揉んだら弾力がありそうだ。一方の瑠衣の胸もフロントホックが外され、ブルンとその巨乳が揺れる。Ｆカップある胸はそれ以上のボリュームを感じさせ、柔らかそうである。乳輪は少し大きく薄いピンク色である。美紀の指が埋まるかの如く食い込み、形を変える。

「あはぁっっ…。美紀こそぉ…。そんなに掻き回さないでぇっ…！？イッちゃうからぁ…。んはあぁっん！」

二人の愛撫が激しくなり、互いに快感を募らせていく。さらに二人は示し合わせたように体勢を変えていく。いつも二人でする時のルーティンを感じさせる動きで、スムーズに69の体勢へと移る。

「あひぃっん！そこぉ…！あふぅん！あひぃっっ…！んふぅっっ…！あんっ…！舌挿れたらぁっ…！？んひぃっっ…！指を…もっと激しくぅ…いいわぁ…！」

「うはぁっっん！美紀ぃっ…！あへぇっ…！はあぁんっ…！そこぉ…！いいのぉ…！クリトリス舐めてぇ…！もっとぉ…！それ、いいのぉ…！」

その頃から二人は狩野の存在を忘れたように互いの愛撫に没頭していく。二人は軽くイきながらも、完全な絶頂まではいかずに留まってはいるが、ほとんど時間の問題である。狩野が時計を見ると、すでに二人が行為を始めて、１時間近くが経とうとしていた。狩野は二人の秘部が十分に愛液を溢れさせ始めたことを確認する。
二人が69をやめて互いに抱き合ったタイミングを見計らい、二人に近づく。互いにキスに夢中な二人はそれに気づかない。
狩野は両手をそれぞれ二人の秘部に伸ばすと、素早く下着に指を侵入させ弄る。

「あっ！？何をっ！はんっ…！ダメェっ…！そんなに強く弄っちゃ！」

「ふぇっ！？あんっ…！いやぁっ…！触らないでよぉ…！」