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第24章 百合散花

狩野は覆い被さり美紀を犯していたのを、上半身を起こし、激しく腰を打ち付け始める。

「んっ…！？んひぃっ…！んぁっ…！あぁんっ…！んくっ…！いや…いやぁ…。んはぁっ…。んんっ…。」

狩野の動きが激しくなるにつれ、美紀の声が少しずつ大きくなる。美紀は必死に顔を両手で隠し、狩野に感じてる表情を見せないように、喘ぎ声を漏らさぬようにするが、下半身から広がる経験したことのない強く甘い衝撃にどうしても声が漏れる。

狩野は美紀の片脚を抱え、松葉崩しの体位になる。より深く挿入された狩野のモノに堪らず美紀が悲鳴を上げる。

「んひぃっっ…！？ふ、深いぃっ…！だめぇっ…！それぇ…！？んはあぁっ…！」

狩野は美紀が声を上げたことに、より激しく自分のモノを深く強く挿入する。

「あはぁっっ…！？んひぃっっ…！くはぁっ…！壊れるゅぅっ…！？激しすぎぃっ…！！んはあぁっん！」

その乱れ始めた美紀の姿に瑠衣は驚く。自分を百合の世界に引き込んだ美紀が男の行為に喘ぎ乱れる姿にショックを受ける。そして、同時に男との行為はどんなものなのか、興味も生まれる。男を知らない瑠衣にとって美紀があれほど乱れる行為が気になってしまう。

狩野は美紀の反応が良くなってきたので、さらに体位を変える。松葉崩しから脚を倒し、繋がったまま美紀をひっくり返し、そのお尻を引き上げる。スムーズに後背位に移行した狩野は美紀のお尻を撫でる。スカートがずり上がり、半分以上露わになった下着。黒のストッキングはズタボロになり、白のレースが付いた厭らしい下着が丸見えである。ぷるんと張りのある引き締まったお尻。

それを鷲掴みにし、激しく腰を打ち付ける。

「あはぁっっ…！んひっ…！んはあぁっん！激しいよぉ…！んふぅん…。だめぇ…！くはあぁっ…！」

美紀は喘ぎ声を抑えることができず、言い様に狩野にもて遊ばれる。狩野は美紀の身体を動かし、ちょうど美紀の顔が瑠衣の正面に来るようにする。

「いやっ！？や、やめてっ！？る、瑠衣っ！見ないでっ！」

美紀が慌てて顔を伏せる。しかし、瑠衣は見てしまっていた。伏せる前の美紀の顔が快感に蕩けていたのを。自分以外の人間にそんな表情をさせられていることに強烈な嫉妬を覚える瑠衣。だが、瑠衣はそれ以上に美紀が蕩けるほどの快感とはどんなものか、知りたくなってきた。先ほどから下半身が疼き続けている。