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第24章 百合散花

狩野はそう言うと瑠衣を押し退け、美紀に覆い被さると、美紀の全身を嬲りながら、激しく腰を動かす。

「あはぁっんん！いいっ！いいのぉっ…！気持ちイィっ…！これがして欲しかったのぉ…！うひぃっっ…！んはあぁっん！いぐぅっ！おがぢくなるゅぅ…！んひぃっっ…！」

「おぉっ…！？すごい締め付けだっ！射精すぞ！これでお前も俺のものだ！」

「んはあぁっん！出してぇっ…！なんでも良いからぁっ…！このまま出してぇ…！んはあぁっん！あへぇ…！いぐっ！いっぢゃうぅっ…！んひぃっっ…！あはぁっんん！！来てるゅぅ…！？中にぃっ…！ビュルビュル流れ込んで来るゅぅ…！？熱いぃっ…！んはあぁっん！！」

狩野が美紀の奥深くに欲望を流し込む。同時に美紀は激しく絶頂を迎え、身体を痙攣させ、意識を飛ばす。

『なにこれぇ…？凄い気持ち良い…。やみつきになる…。』

意識が闇に堕ちる寸前に美紀が感じたのは至福の快感だった…。



「んはあぁっん！先輩ぃ…。気持ち良い…！また、いっぢゃいますぅっ…！んひぃっっ…！」

美紀が意識が戻る寸前、夢の中でそんな声が聞こえる。瑠衣の声だ。その声に急速に意識が覚醒し、目を開ける。そこには仰向けに寝転ぶ狩野の上で身体を揺らす瑠衣の姿があった。

騎乗位の体勢で派手に大きな胸を揺らしながら喘ぐ瑠衣の姿。狩野は下から瑠衣の胸を掬い上げるようにして揉み、腰を突き上げる。

「そらっ！また中に出すぞ！いいなっ！」

「来てぇっ…！出してぇ…！中にぃっ…！何回でも中にぃっ…！出していいからぁっ…！んはあぁっん！来たぁっ…！また中にぃっ…！熱くて濃いのがぁっ…！んへぇっ…！？」

狩野が射精する瞬間、瑠衣の腰をしっかり掴んで、腰を震わせる。中に出した様子がしっかりとわかる。美紀は呆然とその様子を見る。

「あなた達…。ま、まだ…してるの…？」

すでに３回目となる狩野の射精。美紀の知識で男性が複数回するなどなかった。

「おっ？起きたか…。ちょうど良かった。こっちに来い。次はお前の番だ。」

狩野が上に乗る瑠衣をベッドに寝かせながら言う。

「ま、まだするつもりなのっ！？」

「当たり前だ。朝までするんだからな…。いいから早く来い。」

美紀の驚きの声に狩野が平然と答える。気がつけば美紀の両手から拘束していた手錠が外されている。
美紀は吸い寄せられるように狩野に近づく。