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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第25章 高飛車な人妻
奈巳の若い身体は狩野のモノの素晴らしさに心酔し、未だ身体の奥が疼き、狩野のモノを求めている。しかし、狩野の返事は冷たかった。

「あぁっ…。帰る…。」

狩野にもまだまだ奈巳を抱きたい気持ちはあるが、馴れ合うつもりはなかった。恋人同士のように甘い時間を過ごしたいのではなく、高飛車な奈巳を屈服させ、無理やり犯すことが狩野にとって大切なのである。

「あぁっ…。そんな…。お、夫は…今日も帰って来ません…。だ、だから…遠慮なく…泊まって…だ、抱いて…?抱いてください…。お願い…します。」

奈巳は恥を忍び、狩野に残るようにお願いする。美人な人妻がタオル1枚巻いただけの姿で泊まるように誘うその姿に狩野は興奮するが、ここは敢えて拒否する。

「いや、一旦、帰る…。安心しろ…。夜にまた来る…。」

時刻はまだ夕方になろうかというところ。まだまだ夜まで時間もある。

「そうだな…。21時にまた来る。それまでにお前は俺のために準備をしてもらおう…。」

「じゅ、準備…ですか…?」

「そうだ…。お前が持ってるなかで1番厭らしい下着を身に着けて、食事の準備をしておけ。それから、俺を興奮させるための服を別に一着。あと、アナルもきれいにしておけ。持ってる玩具も全部用意しておけよ?」

「あっ…。は、はい…。わかりました。」

奈巳の声に喜びの色が混じる。狩野はそれだけ伝えると玄関へ向かう。パタパタ後ろから奈巳がついてくる。ふと、狩野は奈巳のほうを振り返り、手を伸ばしてバスタオルを剥ぎ取る。

「あっ…!?やんっ…!」

全裸になってしまった奈巳が慌てて身体を手で隠す。狩野は奈巳に言う。

「そのままの姿で土下座しろ…。そして、言うんだ。ご主人様、お帰りをお待ちしています。帰ったら私を可愛がってください。とでもな。」

「ど、土下座で…ですが…?あぁっ…。この姿で…?」

奈巳は拒否感からではない、興奮と喜びで声と身体を震わせる。奈巳のMの部分がゾクゾクと喜びを感じてしまう。

奈巳は無言の狩野に対して全裸で土下座して言う。

「ご、ご主人様…。行ってらっしゃいませ…。お、お食事を準備してお帰りをお待ちしています…。ご主人様のご要望にお応えできるように準備しておきますので、どうか奈巳を可愛がってくださいまし…。」

奈巳が深々と頭を下げる。

「あぁ…。愉しみにしておこう…。」
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