パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 温泉動画配信

霧島紗英(きりしま　さえ)22歳。黒髪ロングストレート。身長高め。胸Ｇカップ。むっちりした身体。清楚な外見に似合わずユーチューブにてややエロい配信をするユーチューバーもどき。

前園麻奈(まえぞの　まな)21歳。茶髪のセミロング。胸Ｆカップ。ほっそりした印象ながら、出るところは出ていてスタイルが良い。紗英の配信を手伝い、自らも出演する。二人で温泉巡りの動画を上げている。

紗英と麻奈の二人はとある温泉地に二泊三日の旅行へと訪れていた。大学４年生の紗英と３年生の麻奈はここで動画配信のための撮影をするつもりで足を運んでいる。先輩と後輩に当たる二人はもともと学部学科は同じだが、別のサークルで接点はなかった。しかし、それぞれ温泉紹介の動画配信をしていて、それに気づいた麻奈が紗英に声をかけ、二人で一緒に動画配信をするようになる。
美人でスタイルも良い二人がバスタオル１枚で入浴し、際どいシーンでも女同士でカメラを回し、温泉を紹介する動画は、そこそこ人気になり、視聴回数が増えてきた。二人とも本格的に動画配信をする気持ちが芽生え、この旅行は温泉紹介動画だけでなく、旅行やチャレンジ企画なども行いたいと、二泊三日の時間を取って訪れていた。

「ふぅ…。やっと着いたわね…。配信しながらだと、ちょっと疲れるわね…。」

「そうですね〜。でも荷物置いたら、すぐ到着の様子を撮影しないとですよ。紗英先輩。」

「わかってるけど…。ちょっと休ませて…。」

紗英が畳の上に寝転がる。するとすぐさま自撮り棒に携帯を付けた麻奈が動画を回し始める。

「さぁて、やっと旅館に着きました！紗英先輩は〜、はいっ！この様に疲れて寝転んでま〜す！」

「ちょっ、ちょっと！今はカメラ回さないでぇ〜。恥ずかしいっ！」

紗英はちゃんとカメラ目線で動画に自分がどう映っているかも把握しながら、さり気なく捲れたスカートを戻して、言葉を続ける。

「でも、この旅館はこんな風に思わず寝転びたくなりくらい感じがいいんですよ〜。落ち着いた雰囲気がたまらないです。」

「そうですね〜。先輩の言う通り。ここは…。」

二人はそのまま素材となる動画を撮り始める。こういう動画はきちんと構成を考えるのも大切だが、勢いで撮ったものもウケが良かったりするからだ。
二人が訪れたのは山奥に佇む古めかしい旅館。しかし、宿泊者毎に泊まれる離れがある。