この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
奸計〜罠に堕ちた女達〜
第27章 義母
「義弘さん、そろそろ時間ですよ…。準備大丈夫ですか?」

洋子が父親に話しかける。この日から二泊三日の出張に行く義弘に洋子は甲斐甲斐しく世話をする。

「ああ、大丈夫だよ。孝宏…、二三日家を空けるが、よろしくな…。」

その言葉には残される孝宏と洋子の二人の関係を心配する気持ちが込められていた。

「ああ…。心配しないで…。」

孝宏は父親を安心させるように返事する。義弘はその言葉に頷き、家を出ていく。しかし、父親には理解出来ていなかった。性欲有り余る若い男の家にうら若ききれいな女性を1人残す危険性に…。父親を見送る孝宏の暗い欲望の目に…。

少し前に春休みに入った孝宏は急ぎの用事もなく、リビングでテレビをつける。キッチンではエプロン姿の洋子が後片付けに追われている。
チラリとその様子を盗み見る孝宏。ぴったりとしたジーンズを履いた洋子の大きめなお尻が揺れている。孝宏はそれを見るだけで股間が熱くなるのを自覚する。
孝宏は今まで複数人の女性と付き合った経験がある。しかし、いずれも長続きしなかった。理由は全て共通しており、孝宏の性欲の強さ、がっつき具合に嫌気が差し、孝宏が振られる始末であった。

『また…。見られてる…?』

一方の洋子は孝宏の視線に気づいていた。Hカップの爆乳の洋子は小さい頃から胸が大きくなったため、人の視線に敏感だった。この家に引っ越してきた時から付き纏う孝宏の視線に若干の煩わしさと、女としての満足感を感じていた。

元夫からの酷いDVを受け、安らぎを求めて優しい義弘と再婚したが、まだまだ若い身体は刺激を求めていた。しかし、義弘との行為はいたって淡白で、洋子を満足させるものではなかった。だから、女として孝宏から欲情の視線を向けられることに対して、そこまでの拒否感はなかった。

さすがにドラマやAVみたいに孝宏に襲われるなんてことは現実にはありえないという意識であったので、洋子は油断していたのだ。

その日は春の陽気で暖かいこともあり、洋子が着ていたのは薄手の長袖シャツと脚のラインがはっきりわかるぴったりとしたジーンズだった。これも後から考えると良くなかったのだろう。シャツは下に付けている淡い色のブラが透けており、お尻の形もしっかりわかるジーンズは孝宏を興奮させるのに十分であった。

洗い物を終えた洋子は掃除機を持ってリビングへ移動する。
/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ