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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第28章 タクシー
佐々木久美(ささき くみ)28歳。黒髪、丸メガネをかけたOL。Fカップあるが、スレンダーな身体付き。気が強い。

「中央区の谷町まで行って…。」

その日、遅くまで残業していた久美はタクシーに乗り込み、自宅への帰路に着く。久美がプロジェクトチームのリーダーを任され、半年。ようやくプロジェクトも終わり、明日から三連休を取れる。

「毎晩、お仕事お疲れ様ですね。」

深くタクシーのシートに腰を沈め、ため息をついた久美に運転手が声をかけてくる。この数ヶ月間で何回か乗ったタクシーの運転手だ。余計な会話はしてこないが、気の使い方が上手く、さり気なくこちらを気遣う声をかけてくれる。

「ええ…。本当に疲れたわ…。でも…それも今日で終わり…。明日はゆっくり休めるし…。」

「それは良かったですね。前と同じ場所で停めたらいいですか?」

何度か利用したおかげで細かい道案内はしなくても車を停める場所も覚えてくれているようだ。

「ええ…。お願い…。」

そう言って久美は目を閉じる。いい感じに酔いが回っている。最後ということで、チームで軽く打ち上げをし、久美は心地よい酒の酔いに身を任せる。すぐに眠気が襲ってくる。

タクシーの運転手である狩野孝宏はバックミラーでチラリと後部座席を確認する。メガネをかけた知的で少し気が強そうな印象の美女が目を閉じて、軽い寝息を立てている。スーツ姿が良く似合うが、シートベルトをしているせいで、その胸の大きさがよりはっきりとわかる。

『美味そうな身体をしてやがる…。』

狩野は内心で舌舐めずりする。この数ヶ月で何回も乗せた客である。行き先もルートもよくわかる。いつも降りる場所の近くに人気がない場所があることも知っている。上手い具合に今日は酒を飲んでいるようで、寝入っている。これからのことを考え、狩野はすでに股間を膨らませながら、起こさぬように慎重に運転する。

狩野は目的地に着くと静かに車を停める。ここはほとんど人の来ない立体駐車場。その中でも奥の柱の影になった場所を選ぶ。狩野はダッシュボードからSM用の革の手錠を取り出す。以前、久美を乗せた時からいつか犯してやりたいと用意していたものだ。それとギャグボールも一緒に後部座席に移動する。
久美の横に座ると穏やかな寝息に混じって僅かに酒の匂いがする。狩野はちょこんと膝に置かれた久美の手に手錠をかける。
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