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奸計〜罠に堕ちた女達〜
第6章 相部屋①
孝宏は暗闇の中、静かにソファへ戻り、自分の携帯を取り出す。カメラを起動し、夜間モードに切り替え、画面を確認する。充分に暗闇の中でも菜摘の様子が写っていることを確認すると、次は部屋の棚の前に行く。
菜摘がシャワーを浴び着替えてる最中に暇つぶしにと部屋の中にあるものを確認しておいたのだ。その時に見つけたものが…。暗闇の中で棚からお目当てのものを見つける。
棚には本格的な革のベルトが付いた手錠がしまわれていたのだ。この部屋はかなりのSM仕様になっていた。そのことに感謝しながら、孝宏は手錠を取り出す。

孝宏がベッドサイドに立つ。眼下には菜摘が静かに寝ている。

「はぁっ…。はぁっ…。ふぅ〜。」

孝宏は荒い息を鎮めるように深く深呼吸すると意を決する。ゆっくりと菜摘の手を取り、静かに手錠をかけていく。菜摘はよほど疲れていたのか、起きる様子はない。両手に手錠をはめると、ベッドサイドに伸びるチェーンが目に入る。最初は何のためのものかわからなかったが、すぐに用途に気づきにやりと笑う。孝宏はチェーンと手錠を繋ぐ。そのチェーンは手錠に繋ぎ、ベッドから逃げられないようにするためのものだった。

孝宏はすぐに菜摘の身体に触れたい気持ちを抑え、一旦ベッドを下りる。そして携帯をベッドの様子が見える位置に固定する。そして枕元にあった菜摘の携帯も遠いテーブルの上へと置く。全ての準備が整うと孝宏は改めてベッドに上がり、菜摘の身体を観察する。

軽く額に張り付いたショートカットの髪。閉じた目から伸びる長いまつ毛。ぷるんとしているが、薄目の唇。真っ白なデコルテに浮かび上がる鎖骨。その下にはガウンの隙間から見える深い谷間。仰向けの状態でも両胸はしっかりとガウンを押し上げている。

下半身は濃い目の茂みが豊かに生え揃い、手入れしてあるようできれいなI字になっている。そこからむっちりとした手触りの良さそうな太ももが伸び、足首は細い。

じっくりと菜摘の身体を観察し終えると孝宏はいよいよ菜摘の身体に触れる。両手できれいな太ももを撫でる。

「んっ…。んんっ…。」

静かに寝息を漏らす菜摘。孝宏は一旦、手を離し、思い出したように自分のガウンを脱いで全裸になる。いつ菜摘が起きてもいいように。

そして改めて菜摘の身体を味わいにかかる。今度はそっと胸元のガウンを捲る。簡単に菜摘の豊かなな胸が零れ落ちる。
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