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第30章 YOUTUBER

【ご主人様へ。私のデビュー作【YOUTUBERからAVへ　華麗なる転身と身体　連続中出し2時間】が発売されました。ご主人様にも見ていただけたら嬉しいです。下記のURLから見れます。】

狩野孝宏がパソコンのメールを開くと、一通のメッセージと共にURLが送られて来ていた。狩野はにやりと笑いながら、そのURLをクリックする。

メッセージ通りのタイトルのAV映像が流れ始める。ホテルの１室でマスクをした美女のインタビューからスタートする。

「小倉カレンさん…。YOUTUBERからAV女優になりたいと、今日の撮影に来てくれたんですが…、そのきっかけは…？」

「やっぱり…普通のSEXじゃ…物足りなくなって…。もっと私を見てほしくて…。」

そう答えるカレンは黒髪の清楚な顔立ちをした美女である。一見、真面目そうな印象を受けるが、男優と絡み始めると、一転してエロさを醸し出す。

『あぁっ…。ご主人様…。見てくれるかしら…。』

カレンは男優に愛撫されながら違う男性を思い浮かべる。

１年半前…。

大学生でありながら設楽真知子は「カレン」という名前でYOUTUBEに動画を配信していた。履いている下着紹介や生着替え、お風呂からの配信と、動画リストにはセンシティブな動画が多数並ぶ。
カレンのスリーサイズは94-57-86と、清楚な顔立ちからは想像できないほどスタイルが良い。そんなカレンのギリギリのいやらしい姿が見られると、動画は人気を博していた。

そんなある日、カレンは人気企画の一つである「ノーブラ散歩」の撮影をしようと、カメラ片手に１人出かけた。
今日の格好は白の厚めのインナーにジャケットを羽織り、黒のタイトスカートにブーツを履いている。
ノーブラ散歩の企画なので、敢えて透けやすい白のインナーを選んだ。さらにタイトスカートの下は下着も履いていない。
出かける前、すでにカレンの秘部はキュンキュンと疼き始めていた…。『もし誰かに気づかれたら…。』そう考えるだけでカレンの秘部は愛液を湛え始める。
もともとカレンには露出癖などなく、それで快感を覚えることなど思ってもいなかったが、小遣い稼ぎと自己承認欲から動画配信を始め、回を重ねるごとに興奮を覚えるようになっていった。

カレンはまずジャケットで乳首部分を隠して、肩からかけたカバンのストライプでジャケットが捲れないように抑えて歩く。